平成25年第1回定例会の開会

平成25年度の予算を主な審議とする平成25年第1回三豊市議会定例会が、会期を3月1日(金)から28日(木)までの28日間として開会されました。
上程された議案は42議案です。
障害者自立支援法の改正に伴う 『三観広域行政組合規約の一部変更』 と、平成24年度補正予算12議案は初日議決となり、13議案とも原案可決されました。
よって、三豊市の平成24年度予算額は、補正予算額288億86,861千円に補正額2億38,812千円を加え、291億25,673千円となります。
平成25年度一般会計予算及び8つの特別会計と2つの公営企業会計は予算特別委員会に、条例等18議案は3つの常任委員会にそれぞれ付託され審議されます。
日程は、3月8日(金)に会派による代表質問が、11日(月)と12日(火)に一般質問が行われ、14日(木)と15日(金)には3常任委員会が開催されます。
予算特別委員会は、18日(月)から19・21・22の4日間をかけ部局ごとに説明を受け、25日(月)に質疑・討論・採決の予定となります。
私は、予算特別委員会の副委員長となりました。
為広委員長を補佐し、三豊市の平成25年度予算が最善のものとなるよう務めます。

『三豊市民クラブ会報 6号』 ができました

2月9日(土) 午後6:30から、三野町保健センターで開催する、三豊市民クラブの第6回会派 「議会報告会」 にあわせて作成した、会報紙ができ上がりました。
毎回、 「議会報告会」 に来場していただいた市民の皆さんに、お配りしています。
報告会ごとに発行してきましたので、第6号となります。
3つの常任委員会と3つの特別委員会及び、三観広域行政組合、会派研修報告など、会員9名皆で手分けして原稿を書いています。
平成24年度後半の主な案件について、できるだけ簡潔にまとめました。
ご覧下さい。

平成24年12月定例会 一般質問報告・2

前回に続いて、平成24年三豊市議会12月定例会の一般質問報告をします。
2件目の 「危機管理センターについて」 です。
【質問】
平成24年度当初予算で、危機管理センター建設計画の予算が計上されている。
今世紀初頭にも発生するであろう南海・東南海大地震に備えるとともに、東日本大震災発生が大きな推進力となり、議会も議決し予算決定した。
ところが未だに建設計画の全容が見えてこない。
三観広域北消防署も含めた建物のハード建設計画の現状と、その担う役割について質問する。
・ 建設目的の再確認
・ 建設場所の確認(本庁舎正面に向かって右側隣接地を購入の上、危機管理機能を置くとともに、市行政機構集約のためのフロアーをもうけるとなっていた)
・ 三観広域北消防署の位置(市の危機管理部門と広域消防は、有事の場合情報の一元化等で一体とするべきだ)
・ 危機管理センターが担う機能
・ 危機管理センターが機能し、業務遂行できるための組織形態と人的陣容(ハードの建物の中に入るソフトが重要えある)
【答弁】
特に近年、全国各地で発生する大規模な地震や台風、豪雨等の自然災害が頻発しており、さらに大地震が予測される中、行政の危機管理機能の強化が強く求められている。
危機管理拠点の充実を目指し計画している。
建設場所については、当初計画の民間用地と本庁舎周辺の用地で健闘している。
まだ用地交渉中で、公表する段階には至っていないが、明らかになり次第、議会に諮る考えだ。
三観広域行政組合北消防署は、消防車両車庫、訓練等等の施設、その他駐車場等の整備を計画している。
危機管理センターには、災害対策本部室と危機管理担当部署を配置し、本庁舎にある防災行政無線や災害対応用の機材、システムを移設し、情報収集・伝達、指揮機能の集約を図り、本庁舎、北消防署を含めた速やかな初動体制を整えることのできるよう計画していく。
組織形態と人的陣容は、組織の見直しを行い、危機管理課(仮称)を設置し、防災、消防、情報管理等を担う部署の設置を検討している。
とり詳細な体制については、業務継続計画の作成を今年度と来年度で行っていくので、配備体制も見直しをしながら取り組んでいく。

12月定例会 一般質問通告

12月4日(火)開会が決定されている三豊市議会12月定例会を前にして、11月30日(金)午前10:00に一般質問通告書の受付が締め切られました。
これまでは締切日の正午までとしていましたが、締め切り直前に通告が集中していたために、事務局の事務処理が窮屈であったため、時間を繰り上げることとなりました。
通告者は16名で、毎議会同様に熱い論戦が期待されます!?
私の通告は 「危機管理センターについて」 と 「地域内分権について」 の2件です。
「危機管理センターについて」
本年度、建設用地購入と基本設計の予算が計上されており、計画が進められていると思う。
三観広域北消防署も含めた建物等のハード建設計画の現状と、その担う役割について問う。
・建設目的の再確認
・建設場所の確認
・北消防署の位置
・どのような機能を持たすもか
・業務遂行の組織形態と人的陣容
「地域内分権について」
昨年度、詫間地域から先行して始まった 『まちづくり推進隊』 の設立は、本年度、他の6町でも進められている。
地域内分権に対する認識と 『まちづくり推進隊』 の役割が、未だに市民に伝わっていないように感じる。
市の目指す地域内分権とは何か?
『まちづくり推進隊』 の進むべき方向はどこか?
について問う。
私の質問順番は12番目で、一般質問2日目の10日(月)の最終番となっています。
「さあ、原稿を書かなキャー!」

医師会館の誘致

11月2日(金)に開催された、三豊市議会全議員が出席する全員協議会で、横山市長より三豊・観音寺市医師会との間で、豊中庁舎の貸借の基本協定を交わしたいとの提案がありました。
豊中庁舎は4階建てで、その内の現在、教育委員会が入っている3階と4階が対象です。
三豊・観音寺市医師会では、これまでに老朽化した医師会館の更新のため、新築と他の既存建物への移転など、費用や利便性の比較検討をしてきました。
その結果、三豊市豊中庁舎への移転を、最善案と決定したとのことです。
本契約を3年後を目途として、議会及び市民の理解が得られるならば 『三豊市豊中庁舎の貸借に関する三豊市と社団法人三豊・観音寺市医師会の基本協定書』 を締結したいとのことです。
この日示された協定書(案)では、
「三豊市豊中庁舎の一部(保健センターを含まない3階・4階の730㎡)を、医師会館及び三豊准看護学員に貸与する。
その次期は、 “三豊市教育委員会事務局が三豊市本庁舎に移転した後” とし、期間を20年間以上とする」
としています。
三豊市は現在、危機管理センター建設と三観広域北消防署施設整備及び、教育委員会事務局移転計画を進めています。
これらの整備完了の後の、医師会館移転となる予定の計画です。
医師会には、4名の事務職員と准看護学院の教員8名、18名の学生がいます。
“人の寄るところに人が寄ります。”
ゆめタウン三豊の誘致による地域活性化策は、すでに何店舗かの商業施設が開店しており、新たなまちの姿を見せています。
この場所は、三豊地域の中央であって中心となりうる要素を、備えつつあります。
三豊平野のほぼ中央に位置する豊中庁舎に、地域医療を担う医師の団体である三豊・観音寺市医師会館を誘致することは、三豊地域の本来の形を具現化する兆しとなると考えています。 

9月定例会が閉会

三豊市議会9月定例会は、9月26日(火)をもって22日間の会期を終了しました。
審議された議案は、24議案と農業委員の推薦1件でした。
議案第115号 「平成24年度三豊市水道事業会計補正予算(第1号)」 は、付託された建設経済常任委員会において、賛否を問う採決によって可決されたことにより、本議会では起立採決が行われ、賛成多数で可決されました。
また、農業委員の推薦は、異議が出されましたが原案通り承認されました、
なお、他の議案は、全会一致で原案可決されました。
一般会計予算は、補正額11億1,481千円で、補正前予算額275億5,914千円に増額され、補正後予算額は歳入歳出ともに286億7,395千円となりました。
歳入の主なものは、地方交付税3億17,792千円と繰越金12億54,258千円で、繰入金は公共施設整備基金の4億16,000千円の減と、財政調整基金繰入金の1億16,521千円の減などとなっています。
歳出の主なものは、
【総務家】 5,312千円
防災一般事業 2,454千円
院展免許証自主返納事業 800千円 他
【管財課】 7,553千円
公有財産管理事業 4,967千円
詫間支所管理事業 2,300千円 他
【施設管理課】 4,967千円
たかせ天然温泉管理基金管理事業 3,319千円
たくまシーマックス管理基金管理事業 840千円 他
【企画財政課】 7億92,018千円
財政調整基金積立 7億84,051千円
地域情報化事業 6,534千円
三豊中学校交付税配分1,083千円 他
【産業政策課】 11,489千円
観光振興事業 7,584千円
企画一般管理事業 2,985千円
中小企業振興事業 620千円 他
【税務課】 15,000千円
賦課徴収一般事業 15,000千円 他
【環境衛生課】 1億10,766千円
火葬場建設事業 1億5,364千円
地球温暖化防止対策事業 5,000千円 他
【健康課】 ▲271千円
後期高齢者特会繰出金 ▲1,059千円
保健センター管理事業 616千円 他
【介護保険課】 ▲3,358千円
介護保険特会繰出金 ▲3,358千円 他
【子育て支援課】 4,268千円
放課後児童クラブ運営事業 2,526千円
母子自立支援事業 1,645千円 他
【農業振興課】 1,143千円
耕作放棄地再生対策事業 1,027千円 他
【土地改良課】 37,693千円
単県土地改良事業 26,793千円
三観広域最終処分場受託事業 7,900千円 他
【建設課】 94,920千円
市道維持管理事業 59,200千円
市管理河川維持事業12,000千円
単独災害復旧事業 14,620千円
単独道路橋梁新設改良事業 9,100千円
【港湾水産課】 13,402千円
漁港維持改良事業 12,500千円
港湾管理費 902千円
【教育総務課】 35,751千円
学校施設耐震化推進事業 35,751千円
【学校教育課】 8,185千円
小学校総務管理事業 3,925千円
小学校施設管理事業 1,654千円
中学校教育振興事業 803千円 他
【学校給食課】 6,304千円
豊中町学校給食センター運営事業 3,658千円
松崎小学校給食運営事業 2,412千円 他
【生涯学習課】 4,207千円
体育施設管理事業 2,000千円
詫間町市民運動場管理運営事業 825千円 他
一般会計の主なものは以上です。
7つの特別会計で補正予算が計上されましたが、いづれも繰越金の確定や移動に伴う人件費関係です。
企業会計では、冒頭にふれた水道事業会計で、窓口業務の水道局料金センター業務委託の9,500千円の増額がありました。
取り急ぎ、9月定例会の報告とします。 

3月定例会が閉会しました

息子の進学で、アパート探しのため、28日の議会終了後の午後から北海道へ30日までの3日間行っていました。
雪のまだまだ残る北国の春は天候にも恵まれ、最高の気分転換となりました。
これから、しばしば、口実を設けては北国へ出かけることができると、親二人ははしゃいでいます。(本人は迷惑でしょうか)
そのため、少々お知らせが遅くなりました。
平成24年第1回三豊市議会定例会が3月28日(水)に、議会初日に可決済みの23年度補正予算及び三観広域関係2議案を除く49議案について、全議案可決して、3月1日からの28日間の会期を閉じました。
すでに、会期中において、平成24年度予算案は予算特別委員会で、他の議案は付託された各常任委員会で審議済みとなっており、予算特別委員会及び各常任委員会からの審議結果報告の後、可決されました。
また、この日に追加上程された人事案件の、「人権擁護委員候補者の推薦について」 6件は、市長より提案があり同意されました。
次回は、民生常任委員会以外の常任委員会に付託された議案について、お知らせしたいと思います。

三観こどもまつり

三豊市と観音寺市の社会福祉協議会と、地域で子育て支援に取り組む団体などが協力して立ち上げた 「三観こどもまつり実行委員会」 主催による “三観こどもまつり” が、1月15日(日)にゆめタウン三豊で開催されました。
香川子育て県民会議育児の日が、毎月19日であることを知ってもらうと伴に、両市にある子育て支援団体やグループが知り合い交流するきっかけとすることで、地域全体で子育て支援する社会にして行こうとするものです。
ゆめタウン三豊の屋内イベント広場のステージでは、子どもたちのダンスや合奏、ファッションショーなどのほか、マジックショーやゲームなどで、大いに賑わっていました。
屋外の駐車場では、警察と三観広域消防の協力で、パトカーや白バイ、はしご車、電気ミニ消防車の試乗で、子どもたちの歓声が上がっていました。
私が運営に関わっているNPO法人青空クラブも、事業紹介のパネル展示で参加していました。
子育て支援と一口に言いますが、その活動には様々な切り口のあることに改めて驚かされます。
視点を変える事で気付く問題意識や、置かれた生活環境と得意分野の異なりによる活動の多様さが見えてくるのです。
三豊・観音寺地域に、既に子育て支援のエネルギーが蓄えられていることを知るとともに、連携によって更なる飛躍の可能性を感じます。
実行委員会の皆さんには、今回が初の試みであることで、この日を迎えるまで大変な苦労があったようです。
しかし、それも報われること間違いないほどの大盛況で、子育て真っ最中の親子や家族総出の参加で、狙い通りの成果が得られたものと思います。
ますます、子育てしやすい地域になるよう、連携と交流が広がっていくことを願っています。

出初式と成人式

成人の日は、一月の第2月曜日と定められています。
この日の前日の日曜日と合わせて2連休となり、今年は8日と9日の2日間です。
三豊市では例年、この連休の日曜日に消防団の出初式と、成人式が行われています。
平成24年が本格始動です。
午前9:30から、三豊市率上高瀬小学校運動場で、三豊市消防団の出初式が三観広域消防を含む、1,000名近い団員の参加で、規律の中に活力漲る式典が行われました。
昨年は、東日本大震災による津波災害で、住民の命を守るため最後まで献身的に活動した254人の消防団員の命が奪われました。
人の命のために災害に立ち向かう団員がなぜ自らの命を失わなければならないのでしょうか。
三豊市消防団の皆さんの凛々しい姿を目の当たりにしながら、二度とこのような理不尽な悲劇を繰り返さないためにも、市民の命はもちろんのこと団員の命も守る防災計画と対策を確立しなければならないと考えていました。
三豊市消防団の皆さん、三豊市民の生命・財産を守るため、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
午後2:00からは、マリンウエーブ マーガレットホールで三豊市成人式が、新しく成人になる691名の皆さんを祝福するために行われました。
毎年、成人式を向える仲間が企画・運営を行っており、例年にも増して短時間の中にもメリハリの利いた、活力を感じるものでした。
義務・責任を果たすことで、権利・自由があることを心に刻んでいただき、社会に参加し、支える大人になって欲しいと思っています。
若い力がまちを、国を創ります。
新成人の皆さん期待しています。
おめでとうございます。

12月定例会報告・2―①

平成23年度の最終補正となる12月定例会の、一般会計補正予算についてお伝えします。
三豊市の一般会計予算総額は、補正前予算額289億16,960千円に、歳入歳出ともに補正予算額2億43,750千円を追加することで、291億60,710千円となります。
前回に続いての12月定例会報告は、この歳入の主なものについてお知らせします。
【一般会計(歳入)】
・地方特例交付金 ▲26,453千円
・分担金及び負担金 16,370千円
 農地・農業施設災害復旧分担金
・国庫支出金 ▲14,844千円
 安全・安心な学校づくり交付金 ▲48,259千円
 生活保護扶助費 11,114千円
 学校施設環境改善 9,574千円
 土木施設災害復旧、障害者福祉、児童措置、他
・県支出金 62,166千円
 農地・農業施設災害復旧 22,950千円
 子宮頸がん 10,268千円
 地域子育て創生事業 12,855千円
 乳幼児医療 6,003千円
 放課後児童健全育成 4,989千円
 オリーブ生産拡大、障害福祉、林業施設災害復旧、母子家庭等医療費支給、児童虐待防止対 策、他
・寄付金 824千円
・繰入金 1億69,367千円
 財政調整基金 1億70,494千円(23年度末見込み 64億78,614千円)
 仁尾町観光振興基金 ▲1,800千円
 農業振興対策基金、豊中町地域づくり推進基金、他
・諸収入 81,122千円
 三観広域行政組合還付金 79,230千円
 公共事補償金、日本スポーツ振興スポーツセンター給付金、他
・市債 ▲45,000千円
 学校教育施設整備 ▲45,000千円(幼稚園▲1億1,900千円、中学校51,400千円、三 豊中学校5,500千円)
東日本大震災の影響による、学校教育施設の空調施設整備に対する交付金の不確定で、その財源に大きな変更が生じました。
幼稚園と中学校は今年の夏休みに工事を行う予定でしたが、財源が確定していなかったため延期となっていましたが、今回の補正予算の確定で今年度内の整備完了の目途が付くこととなりました。