3月定例会中の予算特別委員会

平成25年度予算審査をする三豊市議会予算特別委員会が、3月18日(月)から25日(月)の5日間の日程で開催されています。
案件は、平成25年度三豊市一般会計予算他、8つの特別予算と2つの公営企業会計の計11議案です。
18日の午後から政策部と会計課
19日の午後には建設経済部と農業委員会事務局、水道局
21日は総務部と健康福祉部、永康病院
22日は教育委員会事務局と市民部、環境部、監査委員会事務局、議会事務局
の説明が行われる日程となっており、25日の委員会最終日には、市長、副市長、教育長の出席のもと、質疑、討論の後、採決となります。
この審査結果は、3月定例会最終日に議会議決される予定です。

誕生日プレゼントの 『卒業式』

平成25年(2013年)3月15日で、私は満56歳になりました。
この日、三豊市立豊中中学校の 『平成24年度 第65回卒業証書授与式』 が行われ、103名の卒業生が巣立っていきました。
この子たちは、薦田校長先生が新校長としてこの学校に着任したと同時に新入生として入学し、3年間通して学校生活をともにしてきた最初の卒業生なのです。
入学当初は手の付けられない惨憺たる状態の学年で、これを3年間で何とかするのは無理ではないかと、幾度も頭を抱えたこともあったようです。
それがなんと、見事に化け、厳粛かつ感動的なすばらしい卒業式をやり遂げたのですから驚きです。
開式すぐの国歌斉唱から、明らかにこれまでの年とはちがっていました。
この日の意味を、この子たちは気付いていたのでしょう。
校長式辞には、薦田校長先生の子どもたちに対するありったけの愛情がしたためられていました。
金子PTA会長の挨拶は、子どもたちの日常とこれまでを知ればこそあふれ出す、諭しと促しの言葉のうねりがありました。
校歌斉唱、在校生合唱 “絆”、卒業生合唱 “あなたへ” のいづれもが、全員で成し遂げようとする連帯感が伝わってきました。
私は思わず横山市長の顔を見て、 「すばらしい!?」 と同意を求めていました。
「私もこのような感動的な卒業式は経験したことがない」 と応えてくれました。
私たちの想像を超える成長力を、この子たちは持っているのです。
自分を信じてたくましく成長してくれることを、心から願っています。
これほどに会場が一体となった卒業式は、私も経験がありません。
この場に同席できたことを幸せに思うとともに、私にとっての最高の誕生日プレゼントになったと、手前勝手に感謝感激しています。

3月定例会中の建設経済常任委員会

三豊市議会3月定例会は、3つの常任委員会審議が始まっています。
私の所属する建設経済常任委員会は、3月14日(木)、8名の委員全員参加で開催されました。
委員会に付託された議案は4件です。
「三豊市農業振興計画策定審議会設置条例の制定について」
三豊市の基幹産業である農業の振興方向と目標を明確にし、実施の基本となる施策や取り組みを定める「三豊市農業振興計画」を策定するため、審議会を設ける。
「三豊市道路占用料徴収条例の一部改正について」
道路法施行例が改正され、太陽光や風力発電、津波避難施設の占用が加わり、今後、市道法面等に太陽光発電等の設置による利用料が発生するため改正する。
「市道の路線認定について」の2件
・豊中町 比地大迎線 は承認
・詫間町 松崎109号線 は継続審査
その他として、水道局より神島化学に対する工場用水道の、給水量と料金の変更契約を、4月1日付けで行う予定であるとの報告があった。
付託議案の審議結果は、議会最終日の3月28日に川﨑委員長より報告され、議決の運びとなります。

NPO青空クラブ保護者説明会

NPO法人青空クラブが運営する、桑山放課後児童クラブと本山放課後児童クラブの合同保護者説明会が、3月10日(日)に開催されました。
早朝から約1時間、日頃子どもたちが使用しているそれぞれの施設の清掃を行った後の開催でしたが、忙しい中にも関わらず、たくさんの保護者の皆さんの参加をいただきました。
毎年行っている、次年度に向けての保育指導方針などについての説明会ですが、今回は、NPO法人発足して初めての通年運営してきた実績を踏まえての開催でした。
理事長として、青空クラブの運営と保育の考え方をお話させていただきました。
「三豊市には、市の設置する放課後児童クラブが22ヵ所あります。
その内5ヵ所が民間によって運営されています。
青空クラブは桑山と本山の2ヶ所を、市から事業委託され運営しています。
市の直営を選ばずに、なぜ民営の道を進んできたのかは、保護者の皆さんの意見や要望と子どもたちの実態に即した速やかな対応を、市にいちいち相談しなくても、自らの判断で改善することができるからです。
これこそが、子どもと保護者の皆さんに対する、信頼と安心を提供することであると信じているからです。
来年度の青空クラブの保育方針は、体力と学力がともに伸びる保育を実践したいと考えています。
子どもたちに進路選択の可能性が大きい生き方をして欲しいと願うからです。
体力がなければ、目指す目標を実現するまでに力尽きるかも知れません。
また、学力がなければ、自分らく生きるための選択の幅を小さくするかも知れません。
子どもたちには、自分の責任と力で、自らの道を切り開いていく力を身につけて欲しいのです。
すべては、保護者の皆さんの運営に対するご理解とご協力なくしては、成果をあげられるものではありません。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。」
保護者、先生、指導員など、子どもたちに関わるすべての大人の、見守る力にかかっているのだと思っています。

代表質問 後 全員協議会

3月1日に開会した三豊市議会3月定例会は、8日(金)5つの会派の代表質問が行われました。
七宝会、三豊市民クラブ、社民党、公明党、みとよ新政会の順に、すべての会派が持ち時間の1時間をフルに使い、三豊市政に対し質問を投げかけていました。
平成25年度予算を初め、施政方針に関係した質問を中心に、農業振興、危機管理センター整備、企業誘致、小学校の統廃合、子育て支援など、三豊市だけではなく全国の自治体でも重要課題となるであろう質問が続いていました。
議会終了後、議員全員が出席する全員協議会が開催されました。
これまで 『政務調査費』 であったものが自治法改正に伴い、 『政務活動費』 として自治体ごとに条例を定めることとなったため、交付に関する規則案の説明がありました。
議会広報委員会から、議会広報紙が来年度より市広報紙とは別冊の単独発行となることの報告がされました。
議会基本条例制定とあわせて、議会広報紙の充実によって議会活動状況がより詳細にお伝えできるようになると思います。
週明けの11日(月)と12日(火)は、一般質問となります。

代表質問通告

平成25年の3月定例会が開会し、8日(金)から始まる代表質問と一般質問の発言通告書の受付が、4日(月)10:00に締め切られました。
今回は、三豊市民クラブを代表して近藤賢二会長と二人で、代表質問を行うこととなりました。
2件について質問します。
《「先手の福祉」の推進による健康寿命の延伸について》
健康寿命の延伸には、市民参加の総合的保健活動が欠かせない。
「総合型スポーツクラブの理念『先手の福祉を利用者負担で実現する』という概念の共有」という一つの施策は示されているが、医療・介護・保健が一体となった総合的な計画が見えてこない。
健康寿命の延伸のための総合的な計画と市立病院の関わり方、定期健診のあり方の方針を問う。
《次世代を担う子どもの教育と子育て環境のさらなる充実について》
施政方針の「小学校をゼロベースで作り直す、すべての小学校の再編と考えている」は、現状の統廃合計画の変更を意味しているのかを問う。
また、三豊市の教育理念及び方針を、新小学校舎建築計画にどのように反映するのかを問う。
三豊市の目指す 「健康長寿のまちづくり」 と、三豊市の教育理念に基づく施設・環境整備について問いたいと思います。
原稿作成中・・・です。

平成25年第1回定例会の開会

平成25年度の予算を主な審議とする平成25年第1回三豊市議会定例会が、会期を3月1日(金)から28日(木)までの28日間として開会されました。
上程された議案は42議案です。
障害者自立支援法の改正に伴う 『三観広域行政組合規約の一部変更』 と、平成24年度補正予算12議案は初日議決となり、13議案とも原案可決されました。
よって、三豊市の平成24年度予算額は、補正予算額288億86,861千円に補正額2億38,812千円を加え、291億25,673千円となります。
平成25年度一般会計予算及び8つの特別会計と2つの公営企業会計は予算特別委員会に、条例等18議案は3つの常任委員会にそれぞれ付託され審議されます。
日程は、3月8日(金)に会派による代表質問が、11日(月)と12日(火)に一般質問が行われ、14日(木)と15日(金)には3常任委員会が開催されます。
予算特別委員会は、18日(月)から19・21・22の4日間をかけ部局ごとに説明を受け、25日(月)に質疑・討論・採決の予定となります。
私は、予算特別委員会の副委員長となりました。
為広委員長を補佐し、三豊市の平成25年度予算が最善のものとなるよう務めます。

議会人事の臨時会

平成25年度の三豊市議会の体制を決定する臨時会が、2月25日(月)に開催されました。
単記無記名による選挙の結果、三豊市議会第8代議長に坂口晃一議員が、副議長に鴨田偕議員が選出されました。
また、議会から出される監査委員には、三宅静雄議員が就任することとなりました。
議会運営委員会は、会派会長5人と常任委員会委員長3人に議長を加えた9名で構成され、互選により山本明議員が委員長となりました。
なお、各常任委員会人事は、総務教育常任委員会(9名)委員長に金子辰男議員が、建設経済常任委員会(8名)委員長に川﨑秀男議員が、民生常任委員会(9名)委員長に城中利文議員が、それぞれ互選によって決定されました。
私は、建設経済常任委員会に所属し、議員任期4年目最後の1年間を、建設経済部と水道局に関する予算と施策の審議に、全力を尽くすこととなりました。
1年足らずの間ですが、よろしくお願いいたします。

3月定例会を前にして

三豊市の平成25年度予算及び施策を審議する3月定例会を前にして、3月22日(金)に議案説明会が行われました。
予算関係では、平成24年度一般会計並びに特別会計の補正予算案と、25年度予算案をあわせて23議案が上程されます。
『三豊市合併振興基金条例の制定について』 や 『三豊市産業振興基本条例の制定について』 などの条例関係他は、18議案上程の予定です。
会期は、3月1日(金)から28日(木)までの28日間です。
24年度補正予算案関係は初日に議決予定です。
25年度予算案は予算特別委員会へ、その他の議案は3つの常任委員会へそれぞれ付託され、審議の後審議結果が報告され、最終日に議決の予定です。
これまでの私の議員活動の中で常に提案し続けてきた、 「まちづくりの根幹をなすのは地域経済の活性化」 であるとの信条のバックボーンとなる、 『三豊市産業振興基本条例』 が上程されています。
この条例が制定されるということは、三豊市が本気でまちづくりに取り組む証となります。
市民の皆さんから、 「地域経済活性化に対する動きが見えない。早く目に見える形で報告して欲しい」 とのご意見をいただいていました。
辛抱強く見守ってくださる市民の皆さんのおかげだと感謝しています。 

本年度最後の 閉会中の民生常任委員会

私が委員長を務める三豊市議会民生常任委員会の最後の閉会中の委員会が、平成25年2月18日(月)13:30から開会されました。
前年度の委員会から大幅な計画遅延状態で引き継いだ、三野保育所改築を最初として、次期ごみ処理施設建設や、その完成までの空白期間のごみ収集運搬・処理業務委託、ごみ収集運搬の直営から民間への委託、し尿・浄化槽汚泥の処理先変更に伴う収集運搬体制整備、火葬場建設など、重要案件が目白押しでした。
この日提案された案件は、この一年を締めくくるのに相応しいものでした。
【工事請負契約の締結について】
三豊市立三野保育所改築工事の入札結果は、
(建築) 請負金額 4億5万円
     請負業者 富士建設(株)
(電気) 請負金額 7,665万円
     請負業者 四電工観音寺(営)
(機械) 請負金額 9,000万円余
     請負業者 三喜工事(株)
で、来年中の完成予定です。
なお、外構工事及び旧建物解体工事は次年度で実施となります。
【財産の取得について】
南部火葬場建設用地の買収額が示されました。
山本町神田の現・斎場周辺の山林32,335㎡余を、4,350万円弱で取得します。
単価は㎡当たり610円~2,400円で、平均単価は1,570円となっています。
【南部火葬場プロポーザルの結果について】
プロポーザル審査委員会の八木澤委員長から、市長に提出された建設設計業者の選定の答申が示されました。
最優秀提案者 (株)山下設計関西支社
次点       (株)日総建大阪事務所
なお、基本設計を2月27日発注予定です。
また、炉のプロポーザルも続いて実施予定です。
【空白期間の処理について】
次期ごみ処理施設完成までの空白期間のごみ処理は、北部と南部を2地区2業者に同一単価で委託することが決定されていました。
これに対して、北部事業者から、他自治体の負担金を処理単価の外扱いとして欲しい旨の要望書が提出されました。
協議の結果、認めるわけにはいかないとの意見が多数を占めたため、再度、事業者と調整することとなりました。
【一般廃棄物(家庭ごみ)収集運搬業務民間委託について】
既に民間委託している区域の山本地区・三野地区・詫間地区・財田地区は、説明会に既事業者の4社が参加しました。
2月27日に決定の予定です。
直営である3区域の内、仁尾地区を除く豊中地区・高瀬地区は、説明会にそれぞれに4社が参加しました。
3月8日に決定の予定です。
4月1日からの業務開始に向け手続きが進められます。
なお、仁尾地区は、委託への環境が整うまで調整が続けられます。
【竹資源の事業家について】
大倉工業とともに、竹チップ添加パーティクルボードの研究開発事業を行っています。
事業化を進めるために、乾燥チップが200~500t/月必要です。
そのための伐採・運搬・チップ化・乾燥等の事業に対応する、竹林所有者への説明会と伐採業者の募集を行っています。
【一般廃棄物(し尿・浄化槽汚泥)の処理施設変更について】
平成26年度から中讃広域瀬戸グリーンセンターへ処理施設が変更となることに伴い、収集運搬事業者の車両が直接搬入することとなっています。
中讃広域から、環境美化のために、それと分からない架装を求められています。
市内にある収集運搬車両は30台ほどで、車両整備交付金として最大で約2億3千万円が必要となります。
来年度予算に計上される予定です。
なんとかこの日に漕ぎ着けたのは、委員の皆さんと所管部局職員の皆さん、議会事務局職員の皆さんのおかげであると、心から感謝しています。
一年間お付き合いいただき、ありがとうございました。