三豊市勤労者協議会総会

今宵も、議長の代わりに三豊市議会を代表して総会に伺いました。平成27年5月27日(水)に三豊市勤労者協議会の第10回総会が開催されました。

 

為替は123円33銭という近年最安値となっています。円安株高といった従来の経済判断は通用しない時代となっています。国内生産輸出企業が多くを占めていた産業構造から、海外へ生産拠点を移した企業が多くを占めるようになったからです。また、地方経済を支える国内市場相手の中小零細企業の多くは、原料を輸入に頼るため原価高に苦しんでおり、その影響は勤労者の皆さんの生活の安定を脅かす状況となっているようです。地方経済は、好むと好まざるにかかわらず、中国や東南アジア、中東等の政治情勢や、原油、シェールガス・オイル等の燃原料の市場環境に翻弄されざるを得ない状況にあります。

いま私たちは、世界の中の日本として、いかに生き対応すべきかを議論するときにあると思っています。そのような中にあり、三豊市勤労者協議会は民主的運営により、勤労者が生きがいをもって暮らすことのできる社会実現のために、ご活動いただいておりますこと、感謝するとともに敬意を表したいと思います。

私ども議会におきましても、昨年にはホワイトカラー・エグゼプションに反対する意見書を提出するなどしており、雇用環境改善を本協議会とともに推進していきたいと考えています。

 

市議会議長あてに、市内各種団体から総会の案内がどれほどの数あるのだろうか?多忙を極める香川議長を傍に見て、驚きの日々です。代役による総会出席の予定は、まだいくつか残っているようです。

三豊市型子ども会活動の構築

三豊市子ども会育成連絡協議会は、三豊市の誕生に合わせて、三豊郡子ども会育成連絡協議会から旧7町の子ども会で再編され、発足して10年目の年を迎えています。平成27年5月23日(土)に、平成27年度総会が開催されました。会長の私から開会にあたっての挨拶を行いました。

 

市子ども会にとって10年目という節目は、これまでの取り組みに縛られることなく、子ども会活動の新たな可能性を引き出し押し進めるときであると考えています。子育て世代にとっても子どもたちにとっても、地域の大人たちにとっても楽しいことが、まちづくりの根幹であると思っています。

そのために、組織の改編として2点取り組みます。本年度から事務局に、小学校長を定年退職された教育の現場に精通した方に着任していただきました。学校の立場から感じていた、子どもたちの変化や地域・家庭の在り方を踏まえ、新たな切り口の子ども会活動を一緒に取り組んでいけるものと期待しています。もう1点は、新たに顧問制を設け2名の方に就任していただきました。自分の子どもは子ども会から巣立っていきますが、これまでの経験を活かし地域の子どもたちの育成のために、地域のおやじとして引き続き協力していただけることとなりました。活動の幅と行動力が増すものと期待しています。

今年度の私の活動目標は2点あります。1点目は、「希望を持つ人育て」 です。子ども会の最高の利点である、異年齢の子どもたちと地域の大人たちとの集団活動によって、『友だちや知り合いとの交流の中で希望に出会い、彼らの協力や支えで希望が実現する』 ことを実感できる機会を設けていきたいと考えています。2点目は、「感動する活動(感動活動)」 です。自然の中での集団による体験活動で発見と驚きの経験をし、感動してほしいと思います。また、地域の歴史や伝統、そして広く一流の文化や芸術に触れることによって、感動に遭遇して欲しいと願っています。

皆さんとともにこれからの1年間、三豊市型子ども会活動の構築のために精一杯取り組んでいきます。

 

三豊市型子ども会活動の構築のために、挑戦と変化の一歩として、顧問の方と事務局、役員の10名程で、懇親会を企画することとなりました。このまちに相応しい 【地方創生】 の手立ての一つとして、三豊型子ども会活動の構築が、貢献できるものと信じています。

老人クラブ連合会(かがやきクラブ三豊)総会

昨日に引き続き、香川議長に代わって三豊市老人クラブ連合会総会にお伺いし、挨拶をさせていただきました。

 

三豊市内各地域の老人クラブ関係者の皆さんが多数参加し、盛大に開催されますこと心よりお慶び申し上げます。日ごろは、全国三大運動 『健康』 『友愛』 『奉仕』 活動の推進により、地域の活性化に貢献いただいておりますことに対し、お礼申し上げます。

介護保険制度改正により、地域包括ケアシステムの構築が進められています。‟老人クラブ「ねたきりゼロ」の10か条” のように、住み慣れた場所で自立して元気に暮らすことのできるように、地域社会をつくっていこうとするものです。NPOやボランティア、社会福祉法人、老人クラブ等との連携がなされなくてはなりません。特に老人クラブは、地域の隅々にまで目の行き届く団体であることから、大きな期待が寄せられています。

また、三豊市では地方創生の取り組みが始められようとしています。私は、地方創生はこのまちに住む 「一人ひとりが自分らしく輝くために」 あるのだと思っています。昨日総会があったのですが、老人クラブ連合会も加入している「三豊市男女共同参画推進ネットワーク会議」の基本理念は、 「一人ひとりが自分らしく輝くために」 でした。老人クラブの愛称である 【かがやきクラブ三豊】 は、まさに 「一人ひとりが自分らしく輝くために」 の かがやき なのだと確信しています。

日々、目標や生きがいを持ち、自分らしく、好奇心旺盛に活動する老人クラブを、市議会としましても、支援していかなくてはならないと考えています。

終わりになりますが、三豊市老人クラブ連合会のますますのご発展と、皆様がいつまでも健康でご活躍されることを祈念し、お祝いの言葉といたします。

 

『健康』 体も心も健やかに    『友愛』 人を気づかい交流し   『奉仕』人のお役に立つ   こんなことが日々の暮らしの中で、当たり前に持続できる環境をつくっていくことが私たちの役割なのだと思います。

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男女共同参画推進ネットワーク会議総会

地方創生には、これまで地域にありながら埋もれていた資源を掘り起こし、新たな価値を与え活かすことが必要です。三豊市でも地方版総合戦略の策定が、10月末日完成を目標に進められようとしており、このまちならではの地域資源を見極め、計画していかなくてはなりません。平成27年5月21日(木)に開催された、三豊市男女共同参画推進ネットワーク会議の27年度総会に、香川議長の代理として市議会を代表して挨拶する機会をいただきました。

 

三豊市男女共同参画推進ネットワーク会議が、盛大に開催されますこと、おめでとうございます。平素は、男女共同参画社会の推進に対し、ご理解ご協力をいただきありがとうございます。団体相互の情報交換や交流の中で、活動の分野や領域を広げられ、ご活躍いただいているときいています。また、平成26年度には、市議会への傍聴や議員との懇談会等を企画していただきご意見をいただきましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。市議会といたしましたも、いただいたご提言を活かし政策提案につなげていかなくてはならないと考えています。

今、地方創生が大きく言われていますが、その目指すべき方向は 「一人ひとりが自分らしく輝くために」 であらねばならないと思っています。すでに地域にありながら光の当てられていなかった地域資源を、男女の隔てなく掬い上げ、輝かさなくてはなりません。そのためには、三豊市が策定しようとしている地方版総合戦略は、「一人ひとりが自分らしく輝くために」 つくらなければ意味がないと思っています。

私は、本会参加の団体の皆さんによる、地域資源を生かしたソーシャルサービスが、コミュニティビジネスとなり、ソーシャルビジネスとなる可能性を強く感じています。そのためにも、市議会といたしましても、皆さんの活動を支援していかなくてはならないと思っています。

終わりになりますが、本会のますますの隆盛と発展、各団体のご活躍をご期待申し上げ、お祝いの言葉といたします。

 

一人ひとりが自分らしく輝くことのできる、まちをつくっていきます。

娘に誘き出されて東京へ

30年も前になるでしょうか。私は、東京に本社のある印刷会社に勤めていました。住んでいたのは江戸川区のJR総武線新小岩駅から歩いて15分ほどのアパートでした。毎日満員電車に揺られて会社のあるJR中央線市ヶ谷駅まで通勤していました。そのころの私は、仕事に追われ、市ヶ谷駅と会社の往復の繰り返しだったため、会社界隈のことはほとんど知る余裕がなかったのでした。今に思えばもったいないことをしたものだと思いますが、その反面若さとはそういうものだと納得もしていました。

またまた突然ですが、1月に続いて娘から「舞台見に来る?」のメールが入ったのです(もちろん父にではなく母にです)。今度は何をやらかすのやらと、ネットを検索してみました。

 

劇団グスタフプロデュース公演 Vol.107   「MUGENNOH GEKI」   能楽と演劇の融合 夢幻能劇~野望の時代~   <新たな日本芸術誕生の 目撃者 となれ>

●脚本・演出:抱(かかえ)晴彦  ●演奏:高谷秀司(ギタリスト・和琴奏者) 大由鬼山(尺八奏者)  ●出演:能 勝海登(重要無形文化財総合指定保持者)  狂言 白石奈緒美 川野誠一  演劇 彼女はこの中の一人

 

早速、1か月以上も前からチケットを購入し、この時とばかりに東京へ行くこととしました。開演は2015年5月5日 17:00~、場所は国の登録有形文化財 ‟矢来(やらい)能楽堂” です。会場である能楽堂は神楽坂にあるようで、昔通った会社の近くのようです。当時は、大手出版社が軒を連ね、近くには政治は夜決まるといわれたその舞台となっていた料亭もあったのだと、記憶がよみがえってきました。

娘に誘き出されて東京へ。<新たな日本芸術誕生の 目撃者 となる>ために、それでは行ってまいります。

閉会中の総務教育常任委員会(平成27年度第1回)

閉会中の三豊市議会総務教育常任委員会(第1回)が、平成27年4月27日(月)に開催されました。所管の3部局から、3月定例会閉会後に動いた事案について報告がされました。

 

【教育委員会】

1. 学校再編整備について

①山本地区新設統合小学校(仮称)プール・付帯施設棟及び外構工事

(工事概要) ●プール・付帯施設:大プール25m×6コース、小プール10m×6m、更衣室  ●体育倉庫新設:倉庫A・B2棟  ●外構工事:グランド整備、フェンス、駐車場、歩道、門、植栽等  ●電気及び機械工事一式

(工期) 平成28年2月29日完

(予定価格) 3億16,472,400円(税込) *一般競争入札

(設計者) (株)阿波設計事務所 四国支店

(入札予定日) 平成27年5月18日

②学校再編整備地域協議会の協議状況 ━ 財田及び山本地区新設統合小学校(仮称)の校章・校歌が決定

2. 学校等施設整備状況について

①三野津中学校建設事業

(工事概要) ●特別校舎棟  ●部室棟  ●視聴覚教室改修工事  ●外構工事  ●解体工事

(工期) 平成28年3月22日完

(予定価格) 建築:2億38,399,200円(税込) *一般競争入札   電気:67,003,200円(税込) *一般競争入札   機械:指名競争入札のため予定価格なし

(設計者) (有)斎賀建築設計事務所

(入札予定日) 平成27年5月28日

3. 詫間中学校のスクールバス事故について ━ バスは廃車とする。現在、タクシーで一時的に通学支援を行っている。今後の方向は、現行通り市がバスを購入し運行を委託するのか、それとも、事業者車両を使用しての委託業務とするのかを検討する。

 

【政策部】

1. まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について ━ 中長期的視点に立った人口の現状と将来の展望を提示する「地方版人口ビジョン」を策定するとともに、それを踏まえて今後5か年の目標や施策の基本的方向、具体的な施策をまとめた「地方版総合戦略」を、本年10月までに策定する。対象期間は平成27年~31年。

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2. 一般住宅リフォーム補助金事業について ━ 昨年度までは「三豊市住宅リフォーム・地域経済活性化事業補助金」として、『空き家バンク登録住宅リフォーム』と『一般住宅リフォーム』を一つの事業として実施していたが、前者を住宅定住促進目的、後者を産業振興目的に特化させるため、『一般住宅リフォーム』を産業政策課の産業振興施策とする。 《市民が、市内業者に発注する30万円以上のリフォーム工事に対し、20万円を上限としてリフォームに要した経費の20%の額を補助する。予算:20万円×300件=60,000千円》

3. 観光基本計画について ━ 「三豊市観光基本計画」が完成した。推進体制として、市民会議である『みとよ100年観光会議』の設立に向け検討・協議に入る。

4. 公共施設再配置実行計画について ━ むこう10年間の再配置計画対象施設の方向が示された。
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5.都市再興のための公的不動産活用検討委託調査の報告について ━ 持続可能な都市を形成するには、コンパクトシティを推進するなど、都市の中心部や生活拠点に公共サービス・医療・福祉・商業の生活に必要な機能を誘導することが必要だ。そのためには、都市の中で大きな割合を占める公共施設や公有地等の公的不動産(PRE)を有効に活用することが重要だ。三豊市は、コンパクトシティによるまちづくりを、PREの有効活用によって行うべく、国土こ交通省都市局の募集する都市再興のためのPRE活用検討委託調査事業の実施計画を公表した。

 

【総務部】

1. 詫間港湾総合庁舎等跡地処分について ━ 詫間支所周辺整備として、旧港湾総合施設及び旧詫間交番、旧詫間町老人福祉センターを解体し、一部を残し売却処分する。

 

2年目の任期に入った総務教育常任委員会は、三豊市の未来につながる重要案件が集約されています。創造性豊かな議論とならねばなりません。ますます面白くなってきました。

 

三豊市商工会女性部総会

三豊市内の各種団体の総会が続いています。

地方創生を象徴するような女性が主役の三豊市商工会女性部の第9回通常総会が、平成27年4月30日(木)に開催されました。私は、香川議長の代理として議会を代表してあいさつをさせていただきました。

 

今、地方創生が大きく言われています。国の掲げる【まち・ひと・しごと創生総合戦略】の基本目標は、『雇用』 『子育て』 『定住』 と 『時代に合った地域づくり』 です。これに沿い三豊市では、〈地方版人口ビジョン〉 及び 〈地方版総合戦略〉 の策定に取り掛かろうとしています。私は、基本目標の 『雇用』 『子育て』 『定住』 のいづれもは、これまで地域に埋もれて隠されていた女性の潜在力を資源ととらえ、掘り起こそうとするものだと考えています。本年10月を期限として作成していきます。

消滅可能性都市が言われています。その指すところは地方を元気にするのは 「女性だ」 ということです。『雇用』 『子育て』 『定住』 の施策や事業の立案には、女性の視点と感性が必要です。ここにお集まりの女性部の皆さんとともに、このまちの未来を創造していきたいと思っています。

地方創生は自治体間競争時代の幕開けです。進化論のダーウインの言葉に 「強いものが生き残るのではない。環境の変化に適応し自ら変わることのできるものが生き残るのだ。」 があります。総力を挙げて、柔軟にしかも速やかに、地方創生に挑んでいきます。

 

地域経済活動にかかわる女性部の皆さんの、積極的なご意見に期待しています。男性では気付かない女性ならではの、琴線に触れる総合戦略を策定しなくてはなりません。      「生き残るために!!」