平成21年の年の暮れ

このところしばらく書き込みから遠ざかっていました。
来年1月24日投票の、三豊市議会議員選挙の選挙戦に向けての準備で、日常から遠ざかったような毎日だったからです。
気がつけば、平成21年の年の暮れで、しかも押し詰まった大晦日となっていたのでした。
我に返って、12月定例会の報告をしたいと思います。
12月3日(水)から22日(火)の20日間、三豊市議会12月定例会が行われました。
この議会は、三豊市議会議員としての最後のものとなります。
私の所属する教育民生常任委員会では、付託された次の議案の審議が行われました。
【教育委員会関係】
*議案第138号 香川県三豊市・観音寺市学校組合規約の一部変更について
三豊中学校の三豊市と観音寺市の生徒数の比率の変動と、三豊市議会議員定数削減のため、現在9人を8人とし、これまで「三豊市5人、観音寺市4人」を各4人とするもの。
【市民部関係】
*9月議会からの継続審査となっていた請願第3号「ごみ処理問題に関する請願書」が賛成多数で本議会へ再び上程されることとなった。
他、瀬戸クリーンセンター更新工事事業負担金の変更の報告があった。
【健康福祉部関係】
*議案第133号 三豊市立西香川病院基金条例の制定について
施設整備、医療機器整備及び運営に必要な財源を確保するため、事業収益のうち1億50,000千円を積み立てる。
*議案第137号 三豊総合病院組合規約の全部変更について 
三豊市が観音寺市とつくる三豊総合病院の規約を、地方公営企業会計の一部適用から全部適用とする。 企業団を2市で組織し、企業長を置き、経営力の向上を図る。
当委員会ではいずれも原案通り承認され、20日(火)の議会最終日に、他の2委員会付託議案とともに全議案可決され、任期最後の議会は終わりました。
国の政権が交代して、慌しく来年度の予算構想が報道されています。
国の予算配分の方向が確定するであろう早春には、私のこれまでの4年間の評価が下され、いずれかに確定しているはずです。
新たな国の形と、これからの三豊市というまちの形を、私たちが指し示してゆかねばならないのだと、選挙戦に向け、まだしばらく続く吹きすさぶ寒風の中で決意を新たにしています。
よい年になりますようにお祈り申し上げます。

「人の話を聞く」ことのできる人を育てる

桑山放課後児童クラブの指導員の何人かは、長く子どもを対象にした絵本の “読み聞かせ” ボランティア活動を行ってきました。
旧高瀬町の有志で結成された、『げんきのき』 というグループで活動しています。
私は、幼少期の子どもたちの心の成長のためには、「人の話を聞く」ことが楽しいと感じる体験が欠かせないと、以前から気づいていました。
子どもたちの成長の過程には、“聞く” “話す” “読む” “書く” “計算する” “創造する” があると言われていますが、その中でも 「人の話を聞く」ことのできるのが、一人前の人を育てる第一歩なのだと思っています。
“聞く” ことによって、乾いたスポンジが驚くような量の水を吸う様に、真っ白なカンバスが様々な色に彩られるように、子どもは我々の理解を超えて、如何様にも変化し成長するのです。
12月6日(日)に、 『げんきのき』 のクリスマスコンサートが、豊中町芙蓉の里館の音楽室で行われました。
いつもの年は、高瀬町農村環境改善センターで行っていましたが、改修工事のため今年はこの施設での開催となりました。
50人ほどの子どもたちとその保護者は、わずか一時間程のコンサートでしたが、実に静かに聞き入っていました。
桑山放課後児童クラブの安定した保育環境は、指導員の信じる “「人の話を聞く」 ことのできる人を育てる” 大切さを実証しているのだと、最近つくづく感じているのです。

三豊市子ども会スポーツまつり

前回の書き込みで紹介した「帰来紫雲会敬老会」が、11月28日(土)の11:00からありました。
同じその日の2時間前に、三豊市高瀬町総合体育館で、三豊市子ども会育成連絡協議会が主催する 「第3回 三豊市子ども会スポーツまつり」 が開催され、本年度から会長となった私は主催者として、役員さんと共に市体育指導委員会と市教育委員会の皆さんと運営に当たっていました。
この催しは、夏に開催された 「子どもフェスティバル」 とともに、市子ども会育成連絡協議会の代表的な行事に位置づけられており、三豊市内の子ども会の親睦を図り、運動あそびを身近なものとして、子ども会活動を活性化するために企画されています。
競技の正式種目は 『長なわとび』 で、低学年の部とフリーの部があります。
オープン種目は 『レクリエーションスポーツ』 で、得点種目として ①カローリング ②ビーンボーリング ③ディスクゲッター ④公式輪投げ ⑤フリーブロー がありました。
他、トランポリンが体験種目として用意されていました。
本年の参加チーム数は、あいにくの新型インフルエンザの影響で、直前のキャンセルもあり昨年より少なくなったようですが、熱気溢れる競技が繰り広げられていました。
一本の長なわがチームの仲間の心を一つにつなぎ、まるで躍動する生き物のようにも見え、“絆”を形に見た感動的な光景でした。
優勝  低学年  ファイトうらしま(箱浦小学校)
     フリー   うらしまダイヤモンド(箱浦小学校) 
準優勝 低学年  なし(参加チームなし)
     フリー   うらしまアップル(箱浦小学校)
おめでとうございました。
他のチームも、また本年参加できなかったチームも来年の躍進を楽しみにしています。
親睦が活力につながり、それぞれの子ども会活動がますます活性化することを願っています。
体育指導委員会の皆さんには、早朝から 『レクリエーションスポーツ』 の準備をしていただき、安全な運営に細心のご協力を頂きましたこと心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。