「とがみ園」民間移譲先決定

9月27日付けのこの場でお知らせしていた、三観広域行政組合が運営している特別養護老人ホーム「とがみ園」の民間移譲先が決まりました。(書き込みを参照ください)
プロポーザル方式による公募が、平成20年10月31日に締め切られ、その後、移譲先選考委員会で審査が進められていました。
応募法人は、既設の社会福祉法人5所と新設予定法人2所の7法人で、10名の審査委員によって書類審査が行われました。
点数方式で行われ、満点を5,000点とし、得点配分は“価格・40%” “職員等の雇用・20%” “施設経営に関すること・40%”としました。
その結果、4億5百万円の最高額を提案するとともに、雇用の継続や運営実績などの評価によって、『社会福祉法人 慶生会(けいしょうかい)』が、4,054点の最高点を獲得しました。
尚、次点法人の得点は3,615点。最低提案金額は1億5千万円でした。
慶生会は、仲多度郡琴平町の大西病院を母体として、琴平町内で早期から特別養護老人ホームを経営しており、西讃地域における介護の草分け的役割を果たしてきています。
三豊市内においても、山本町にある「特別養護老人ホーム ふたな荘」の経営をしており、地域での信頼度と実績は充分なものがあります。
これからの手続きとして、11月25日(火)午前10:30より開会される、三観広域行政組合議会定例会において、「財産の処分について」と「財産の無償譲渡について」の議案として提案されることとなります。
議決の後、三豊市と観音寺市の両市議会において、承認議決の運びとなる予定です。
官から民へと三観地域に新しい公共サービスの流れができてきました。
行政と民間の協働による、地域介護システムの充実に向かうことを見守りたいと思います。

“「とがみ園」民間移譲先決定” への1件の返信

  1. 社協から派遣職員の身分は今後どうなるのでしょうか。
    60歳までの方で、希望があれば移譲先での継続雇用となります。賃金も、本年8月時点の水準は最低確保します。
         たくま まさし

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