3月定例会が閉会しました

息子の進学で、アパート探しのため、28日の議会終了後の午後から北海道へ30日までの3日間行っていました。
雪のまだまだ残る北国の春は天候にも恵まれ、最高の気分転換となりました。
これから、しばしば、口実を設けては北国へ出かけることができると、親二人ははしゃいでいます。(本人は迷惑でしょうか)
そのため、少々お知らせが遅くなりました。
平成24年第1回三豊市議会定例会が3月28日(水)に、議会初日に可決済みの23年度補正予算及び三観広域関係2議案を除く49議案について、全議案可決して、3月1日からの28日間の会期を閉じました。
すでに、会期中において、平成24年度予算案は予算特別委員会で、他の議案は付託された各常任委員会で審議済みとなっており、予算特別委員会及び各常任委員会からの審議結果報告の後、可決されました。
また、この日に追加上程された人事案件の、「人権擁護委員候補者の推薦について」 6件は、市長より提案があり同意されました。
次回は、民生常任委員会以外の常任委員会に付託された議案について、お知らせしたいと思います。

3月定例会 (民生常任委員会)

3月14日(水)午前中に、総務教育常任委員会及び建設経済常任委員会が、午後に民生常任委員会が開かれ、予算案を除く議案について審議が行われました。
議会最終日の3月28日(水)に、各常任委員長より審議結果の報告がされます。
3月定例会に提案されている、議案第22号から51号までの全30議案の内、私が委員長を務める民生常任委員会に付託された議案について、お伝えします。
付託された議案は、5件でした。
民生常任委員会関係
【議案第25号】
「三豊市病院事業の利益及び資本剰余金の処分等に関する条例の制定について」
地方公営企業法改正により、地方自治体が柔軟に対処でき自由度を持たせるために、自治体ごとに条例を定める
【議案第31号】
「三豊市税条例の一部改正について」
税制改正による法人住民税をたばこ税で補填及び、東日本復興基本法により、防災対策事業に充当するための税源移譲のため
【議案第32号】
「三豊市国民健康保険税条例の一部改正について」
この数年、2億5千万円/年の単年度赤字であり、基金からの繰り入れによる対応も不可能となったため、税率及び額の改正
【議案第33号】
「三豊市介護保険条例の一部改正について」
平成24年度から26年度の3年間の第5期保険料基準額を、1,200円/月・14,400円/年の増額とするための改正
【議案第42号】
「指定管理者の指定について」
市立西香川病院を、三豊・観音寺市医師会に平成24年4月1日~28年3月31日の3年間、指定管理委託する
議会開会中の民生常任委員会の議案内容は以上です。
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24年度予算概要

三豊市議会3月定例会が開会中です。
3月22日(木)に、予算特別委員会の5日間の審議が終わり、予算案を可決しました。
平成24年度の、三豊市の予算概要をお伝えします。
三豊市の平成24年度一般会計の予算規模は、272億70,000千円で、新総合計画第4期実施計画(平成24年度~平成26年度)で示された事業額を基に組まれ、予算規模は基礎的財政収支(プライマリーバランス)の、黒字化を絶対条件として編成されています。
子ども手当ての縮減や防災行政無線施設整備事業の終了などで、7億1千万円余が減額となったことで、昨年予算規模に対して3億70,000千円の減となっています。
【歳入】
内訳は、市税の75億42,000千円、地方交付税の107億円、地方譲与税及び各種交付金の12億30,000千円、国庫支出金の19億91,000千円、県支出金の16億38,000千円、繰入金の6億86,000千円、市債の17億85,000千円、その他歳入16億95,000千円となっています。
市税は、前年対比1億21,648千円の増です。
また、地方交付税は、「地域経済・雇用対策費」などで2億円の増となっています。
市債は、臨時財政対債や合併特例債、緊急防災・減災事業債など、交付税措置のある有利なものを充てており、前年対比3億72,500千円の減となっています。
市税などの自主財源は99億円余で、全体の36.4%となっています。
これに対して、地方交付税や市債、国庫支出金などの依存財源は173億円余で、63.6%となっています。
【歳出】
義務的経費は、43.1%の117億46,547千円です。
その内訳は、人件費が54億40,285千円、扶助費が32億4,015千円、公債費が、31億2,247千円となっています。
その他の経費は、43.4%の118億45,956千円です。
その内訳の主なものは、物件費が50億27,583千円、補助費等が30億10,079千円、繰出金が33億53,605千円となっています。
なお、繰出金は、国民健康保険事業特別会計と介護保険事業特別会計などの保健税率及び保険料額改定により、89,110千円の減となっています。
投資的経費は、全体の13.5の36億77,495千円で、主なものは、危機管理センター整備事業、学校給食センター整備事業、火葬場建設事業となっており、前年対比10.2%の増です。
【経常収支比率】  
当初予算段階で87.7%せす。
平成22年度決算で83.9%であることから、24年度当初予算であるとはいえ非情に厳しい状況となっています。
合併特例が見込める27年度を、財政改革断行時期の目安として、歳入に見合う経常経費の精査が、より一層求められます。
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要潤さんのふるさと公演

三豊市のふるさと大使で、香川県が売り出し中の 【うどん県副知事】 である俳優の要潤さんが、ふるさと三豊に錦を飾ります。
古くから、高瀬大坊市で賑わってきた、三野町の 高永山 本門寺 境内の特設野外会場で、6月2日(土)夜に朗読活劇を上演することが決定されました。
幕末に活躍した 新撰組副長 土方歳三 を描いた、司馬遼太郎原作の 「燃えよ剣」 を題材にして、レチタ・カルダ(イタリア語で『熱い朗読』)を熱演します。
“朗読活劇 Recita Calda 司馬遼太郎が描いた日本のヒーローたち 「燃えよ剣」” は、これまで、京都の壬生寺、東京の増上寺で上演され、要潤さんのライフワークとしてこだわりを持って、修練を重ねてきているものです。
今回の三豊市公演の特筆すべきところは、主催者が地元三豊市三野町の有志でつくる、【要潤 朗読活劇 「燃えよ剣」 実行委員会】 であるというところで、地元の皆さんが彼を応援するために、熱い思いで立ち上げられたのです。
1,200席ほどを用意し、全席指定の6,000円で、4月1日よりローソンチケットと県内プレイガイドで発売予定です。
要潤さんの、更なる活躍に向けての弾みとなるためにも、プレミアムが付くほどの人気となるよう、早期のチケット完売を応援しています。
私の母校の後輩であり、三豊市ふるさと大使もお願いしたこともあり、ふるさと公演をきっかけとして、更なる成長への弾みの日となることを期待します。
また、要潤さんの活躍が、三豊市の知名度向上に更につながることを願っています。

桑山小学校 卒業式

順番からすれば、今年度の小学校の卒業式は比地大小学校でしたが、都合によってわが母校の桑山小学校にお伺いすることとなりました。
みんな三豊市の子どもたちです。
精一杯、思いを込めて、お祝いの言葉をお伝えしました。
お祝いの言葉
19名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんは、6年前に満開の桜の中を桑山小学校に入学し、夏の暑さにも負けず冬の寒さにも怯まず、先生方の指導の下、勉強に運動にと励んできました。
入学当時は、ランドセルが歩いていると思えるほどに小さかった体はこんなに大きくなり、心も体も立派に成長されました。
これからは、桑山小学校で学んだことを礎にして、在校生の模範となる中学生になってください。
保護者の皆さん、お子様のご卒業おめでとうございます。
心よりお喜び申し上げます。
一つお話したいことがあります。
卒業生の皆さんも、在校生の皆さんも、一緒に聞いてくださいね。
畠山重篤(はたけやましげあつ)さんという人を知っていますか?
東日本大震災で被害にあった宮城県気仙沼市で、牡蠣養殖をしている漁師さんです。
畠山さんは昨年、国連が毎年世界で5人だけしか認定しない 『フォレスト ヒーローズ』 に選ばれました。
フォレストとは森林のことですから、漁師さんがなぜこの賞をいただけたのか不思議ですね。
畠山さんの考えは、実に面白い。
牡蠣は海の中にいるだけでは大きく成長しません。
海水の中に住むプランクトンを食べて大きくなるのです。
牡蠣を成長させるには、豊富なプランクトンが必要なのです。
プランクトンは鉄分を食べて繁殖します。
それでは、鉄分はどこから来るのでしょうか?
それが、山(森林)なのです。
海で育つ牡蠣に成長してもらうためには、山に育つナラやブナの、落葉樹からできる腐葉土を透した雨水と一緒に流れ出す鉄分豊富な水が、川を通って海に流れ込まなくてはならないのです。
牡蠣は、山の 「森」 に育てられるということです。
このことに気付いた畠山さんは、 【森は海の恋人】 をキャッチフレーズにして、森林の保全活動に20年以上取り組んできたのでした。
塩水につかっているだけでは成長するわけがないことは、誰もが知っていることでしょう。
気がつけば、当たり前のことですよね。
教育や人を育てるということは、このようなことなのではないのかと、私は感じています。
「結果を急げば、誰も木を植えようとは思わない」 
畠山さんの言葉です。
保護者の皆さんには、辛抱強く、我慢強く、粘り強く、お子様を見守り支えていただきたいと思います。
終わりになりますが、先生方に感謝するとともに、地域代表の皆さんのお力添えに敬意を表し、皆様方の御健康とご多幸、卒業生19名の皆さんにすばらしい未来が開かれますことを願い、お祝いの言葉といたします。
卒業生の皆さん、豊中中学校入学式で会えることを楽しみにしています。

たくままさし通信 第10号

私の議会活動報告紙の 「たくままさし通信 第10号」 が出来あがりました。
前号の第9号の発行は、範年以上前の夏でした。(2011・7・17付けでお知らせししています)
昨年の夏は、この数年に比べれば、多少暑さもやさしかったのですが、やっぱり夏は夏でした。
溢れる汗を拭いながら、この一年間浪人中の息子が高校の通学に使っていた自転車にまたがり、豊中町内を一軒一軒ポスティングをしたことが昨日のことのようです。
今号の発刊次期が、私の予定から3ヶ月以上も遅れてしまったことを反省しつつ、これからご案内をいただいた自治会の総会を中心に、出来るだけ早く、多くの市民の皆さんのお手元にお届けするよう動きたいと思っています。
まだまだ涼しいうちに(自転車をこげばちょうどいい)、ポスティングします。
いずれにしても、3月定例会が閉会してからのこととなりそうです。
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大震災から1年、卒業式の言葉

昨年の今日、平成23年3月11日に東日本大震災が発生して、津波による被害は言葉を失うほどの甚大なものでした。
今、私は、明日挙行される、三豊市立豊中中学校の卒業式の餞の言葉を書いています。
1年という時間が過ぎたにもかかわらず、未だ復興の道筋すら決まっていない現状に、絶望感さえ覚えています。
さすがに、震災に触れないわけにはいかないだろうと、色々と頭を暗夜ませています。
【お祝いの言葉】
ふとした風の流れに、春の匂いを感じる今日のよき日に、98名の皆さんの豊中中学校卒業証書授与式が挙行されるにあたり、お祝いの言葉を申し上げたいと思います。
ご卒業おめでとうございます。
皆さんは、これまでの3年間先生方の指導の下、勉強にクラブ活動、さらに社会体験活動など、様々な経験を通して、立派に成長されました。
皆さんの中には、それぞれの考えや置かれた環境によって今後の進路は様々でしょうが、本校でのかけがえのない経験と教訓を糧として、自分らしくしっかりと生きていただけるものと期待しています。
東日本大震災発生の日から一年となる昨日の3月11日は、この国に住む多くの人が自然の巨大な力に対して、自らのできることは何なのかを再び見つめ直す日となったのではないでしょうか。
私は、これまで幾度か、今日の皆さんと同じ卒業生である先輩の方々に、餞の言葉を贈る機会をいただいてきました。
今回は、考えさせられました。
生きるということは何か。
と言うことです。
私は、ある人の本でめぐり合った “人生とは「自分の言葉を探す旅」である” という言葉に、生きるということの大いなるロマンを感じました。
日々の生活の営みの中で、思いとは関係なく喜びや苦しみ、悲しみは押し寄せてきます。
人は、それを通して心の中に、生きる道しるべとして言葉を見つけていくのだろうと思うのです。
昨年行われた、東北のある中学校の卒業式の言葉です。
「自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、
私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というには惨すぎるものでした。
辛くて、悔しくて、たまりません。
しかし、苦境にあっても天を恨まず
運命に耐え助け合って生きていくことが
これからの私たちの使命です。」
15の彼は、このような言葉を探しだしたのです。
皆さんと同じ若者にとって、あまりにも過酷な現実が言わせた言葉なのでしょう。
幸いにも私たちは、連続する日常の中で暮らすことができています。
今日、この時を持ってこの学び舎から巣立つ皆さんには、普通にある、当たり前の日々のありがたさ、かけがえのなさに感謝し、一人一人にとっての生きる道しるべとなる言葉を探し続けて欲しいと願っています。
結びになりますが、98名の皆さんが健康でたくましく成長され、夢が花開きますことを祈念し、そして、先生方、保護者の皆様への感謝の気持ちを込めますとともに、ご多幸をお祈りしてお祝いの言葉といたします。
思いや考えを伝えることは、とても難しいことです。
もっと難しいのは、伝えるべき自分の言葉を探すことです。
颯爽と旅に出ましょう。

突然の ごみ処理問題調査特別委員会

3月定例会開会中であり、代表質問を明日に、一般質問初日を明後日に控えた今日、突然のごみ処理問題調査特別委員会が開催されました。
開催日程の連絡が入ったのは、2日前の3月5日(月)で、思わず耳を疑いました。
「あさっての3月7日、水曜日のことですか?」 と聞き返した私に、電話の向こうで 「そうです」 と、申し訳そうに控えめな女性の声。
返す言葉がなく、「はい、分かりました」 と答えていました。
「こんなめちゃぶりも有りなんや」 と、意味もなく納得していたのでした。
突然であっても、三豊市議会ごみ処理問題調査特別委員会に違いはありません。
協議題は、これまで開催された委員会の中で行われてきたトンネルコンポストの説明が、パワーポイントによる口頭だけであったことから、委員の中から形に残るペーパー資料の提出と、再度の説明が求められていたことに対するものでした。
民間事業者である企業にとって、企業秘密の部分もあり、形に残る情報をできるだけ表に出したくないとのことでしたが、協定書契約に向けての大詰めの段階に来て、議会内で情報の共有が必要でした。
前回のこの委員会報告(2月9日付けのこの場で報告済み)でお伝えした、次回委員会で提案予定であった協定書案は、骨子は概ねできているとのことですが、突然開催の今回には間に合いませんでした。
終わりに、ごみ処理問題調査特別委員会のあり方について協議が行われました。
エコマスターと三豊市の間で交わされる協定書締結をもって、この委員会を締めくくることで決定しました。
このことによって、ごみ処理問題調査特別委員会は、本年6月をもって2年間の任期が終了します。

3月定例会 一般質問通告

三豊市議会平成24年3月定例会が開会された翌日の3月2日(金)正午に、代表質問及び一般質問通告書の受付が締め切られました。
人の話を聴くだけのその他大勢になっていたのでは、退屈で疲れます。
何より、議員としての務めとして、一議会に一度は登壇して、わずかな時間でも出演者にならなければなりません。
今回は、2件について質問します。
1件目
【学校図書館について】
学校図書館法は、「学校教育において欠くことのできない基礎的な設備」で「児童または生徒及び教員の利用に供することによって、学校教育課程の展開に寄与する」の他、「心の居場所」となる学校図書館づくりにふれられている。
次の点について問う。
1.学校図書館司書及び指導員の配置状況について
2.平成23年度の『住民生活に光をそそぐ交付金事業』の学校図書に対する実績について
3.平成24年度の『住民生活に光をそそぐ交付金事業』と『学校図書館司書配置のための措置』に対する事業計画について
4.校舎新築・改築等における、利用しやすく親しみやすい学校図書館整備と、専任学校図書館司書または指導員の配置について
2件目
【水道事業の現状とこれから】
水道料金統一の課題と、今後の事業整備計画について。
次の点について問う。
1.工場用水料金の現状と、一般水道料金へのしわよせの解消方法について
2.水道料金統一の予定と、それに伴う経常収支の見通しについて
3.施設更新及び新設事業の計画について
4.県の広域化構想の概要について
いつものことなのですが、通告してからが勝負です。
自らを追い込まなければ勉強をしない怠け者の私にとっては、自らを鍛える絶好のチャンスです。

3月定例会の開会

今日から3月です。
いよいよ平成23年度最後の月となり、年度内事業の追い込みに係るとともに、次年度の政策や事業に対する予算の議論が活発になります。
来年度の平成24年度予算が主な審議となる3月定例会が、3月1日(木)~28日(水)の28日間の会期で開会されました。
議会初日には、平成23年度最後の補正予算案を可決しなした。
条例制定や一部改正などは、所管ごとに3の常任委員会に付託され、議会開会中の常任委員会で審議されます。
一般会計及び10の特別会計と2の公営企業会計予算は、近藤久志議員を委員長とし、全議員で構成する、予算特別委員会に付託し審議することとなります。
議案内容については、改めてお伝えします。