平成26年度新規事業

第1回定例会(3月議会)で審査可決した予算の内、平成26年度に実施する新規事業についてお伝えします。

【ハード事業】

1.危機管理センター建設事業 5億86,157千円 「災害時の拠点施設として本庁舎横に整備」

2.仁尾庁舎改修工事 14,845千円 「仁尾町総合福祉会館を利用している団体が仁尾庁舎に移転するための改修工事」

3.高瀬中央保育所増築工事 36,018千円 「入所児童数増による保育室の増築」

4.災害時特設公衆電話設置工事 770千円 「NTT西日本と共同で、災害時に使用する特設公衆電話を避難所に設置」

5.小学校施設耐震化推進事業 1億93,800千円 「非構造部材等の耐震化調査結果により、屋内運動場の吊り天井工事」

6.財田地区新設小学校建設工事 1億20,066千円 「平成28年度開校予定で、土地造成工事」

7.山本地区新設小学校建設事業 2億11,420千円 「平成28年度開校予定で、土地造成工事」

8.三野津中学校屋内運動場建設事業 5億75,243千円 「老朽化のため改築工事」

9.学校給食センター建設事業 9億81,784千円 「老朽化した施設の統廃合のために建設工事」

【ソフト事業】

1.地(知)の拠点整備事業 2,500千円 「香川大学との連携により、市全体の地域活性化プロジェクトを実施」

2.三豊市観光コンシェルジュセンター人材育成事業 73,532千円 「企業支援型雇用創出事業により、コールセンターを誘致し人材育成と雇用創出を図る」

3.産業振興アクションプラン策定事業 5,400千円 「産業振興基本計画を実現するための具体的プランを策定」

4.住宅リフォーム・地域経済活性化事業(一般住宅分) 24,000千円 「空き家バンク登録以外の一般住宅のリフォーム工事等にも助成」

5.障害者計画・障害福祉計画策定事業 2,527千円 「第3期障害者計画及び第4期障害福祉計画の策定」

6.エコバック作成事業 6,167千円 「環境意識向上とレジ袋削減を図るため、エコバックを作成」

7.地域ぐるみ鳥獣被害防止対策事業 8,040千円 「防除と捕獲を組み合わせた取り組みを支援」

8.多面的機能支払事業 36,399千円 「農地や農業施設を守る共同活動に対して支援」

9.観光基本計画策定事業 4,536千円 「実情に即した観光振興施策を総合的、計画的に推進する為策定」

10.総合防災マップ作成事業 8,000千円 「防災マップのデータ更新と新たな災害情報を加え、避難区ごとの避難計画を策定」

三豊市が抱える課題は多様です。掲げられた事業の進捗状況を確認し続けるとともに、新たな提案を投げかけていかなくてはならないと思っています。

 

平成26年第1回定例会が閉会

3月3日(月)に開会した平成26年第1回三豊市議会定例会が、26日間の会期を終え28日(金)に閉会しました。

既に採決を終えている平成25年度補正予算と継続審査となった1議案を除く、平成26年度予算及び各種条例並びに人事案件等の46議案が可決承認されました。継続審査となった 「三豊市道路占有料徴収条例及び三豊市準用河川土地占有料徴収条例の一部改正について」 は、審査付託されていた建設経済常任委員会より、継続審査の申し出があり、閉会中も引き続き審査することとなりました。

既に3月19日付のこの場で報告済みの、総務教育常任委員会関係以外の議案についてお知らせします。

議案第29号 「三豊市地域包括支援センター等運営協議会設置条例の制定について」  高齢者が地域で生活が継続できるよう、公正中立な運営を図るため設置する

議案第35号 「三豊市税条例の一部改正について」  固定資産税の減免規定に 市長が特に認めた場合 を追加する等

議案第36号 「三豊市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正について」  し尿処理業務を委託から許可制に変え、市内一率料金とする

議案第37号 「三豊市国民健康保険診療所条例の一部改正について」  診断書等の証明書発行手数料を病院条例に合わせる

議案第38号 「三豊市治山事業分担金徴収条例の一部改正について」  荒廃山林増加対策のため、治山事業に着手しやすいように県補助対象事業につき分担率を低減する

議案第39号 「三豊市都市公園条例の一部改正について」  消費税率が今後変更になっても対処するため

議案第40号 「三豊市道路占用料徴収条例及び三豊市準用河川土地占用料徴収条例の一部改正について」  市道及び市管理河川に電柱等を設置する場合の料金を、地価下落に合わせ減額改正する *継続審査となる

議案第41号 「三豊市市営住宅設置及び管理条例の一部改正について」  仁尾の上団地建築工事完了により、新たに地番を定める

議案第47号~50号  市道の路線認定及び廃止、変更

 

まだまだ、お伝えしなければならないことがたくさんあります。できるだけ早くお知らせしたいと思っています。

 

三豊市新総合計画特別委員会が終わる

三豊市は平成18年1月1日に、7町の対等合併により誕生しました。七つの個性あるまちが一体となり発展し続けるためには、市民とともに取り組むまちづくりの羅針盤が必要でした。そのために、三豊市では地方分権時代に相応しい、「市民力」を生かしたまちづくりを実践するべく、平成20年度に21年度~30年度の10年間を見据えた『基本構想』と、21年度~25年度の5年間の『前期基本計画』からなる 「三豊市新総合計画」 を策定しました。『前期基本計画』の5年間は瞬く間に過ぎ、これからの5年間の方向性を定める『後期基本計画』策定の時が既に来ていたのでした。

平成26年3月25日(火)予算特別委員会終了後に開催された三豊市新総合計画特別委員会が、『後期基本計画』を承認し閉会しました。

三豊市議会が『新総合計画 後期基本計画』を審議するのは、三豊市議会基本条例において、市政における重要な計画の決定に参画することを、議会の決議事項として定めているからです。

三豊市議会は、『三豊市新総合計画 後期基本計画』を、3月定例会最終日に議決します。

予算特別委員会が終わる

年度末の行事を調整して予定され、3月17日(月)から開催されていた三豊市議会予算特別委員会が、25日(火)に5日間の審査を終えました。平成26年度予算案として上程されていたすべての議案は、原案可決されました。

【一般会計】 312億80,000千円

歳入は、一般財源の主なものとして、市税が75億81,483千円、地方交付税が106億50,000千円、地方譲与税及び各種交付金が13億20,000千円などとなっています。また、市債は、臨時財政対策債、合併特例債で40億58,300千円となっています。なお、消費税引き上げによる増収分として、地方消費税交付金を1億46,000千円見込んでいます。

歳出は、義務的経費が113億4,298千円で、内訳は人件費が51億24,000千円、扶助費が32億89,020千円、公債費が28億91,198千円となっており、歳出全体の36.1%を占めています。また、投資的経費は59億67,945千円で、主なものは学校給食センター(9億81,784千円)、危機管理センター(5億86,157千円)、三野津中学校(5億75,243千円)他、財田地区新設小学校及び山本地区新設小学校等の建設事業となっています。

経常収支比率は91.8%となっており、義務的経費が36.1%を占めていることもあり、平成24年度実績86.4%と比較しても、一層の財政状況の硬直化を示しています。今後とも、持続可能な財政基盤の確立に向け、財政体質の健全化に努めていかなければなりません。

【特別会計】

「国民健康保険事業特別会計」 87億14,000千円(2.5%増)

「国民健康保険診療所事業会計」 1億90,000千円(7.3%減)

「後期高齢者医療事業特別会計」 18億58,000千円(2.2%増)

「介護保険事業特別会計」 72億20,000千円(6.5%増)

「介護サービス事業特別会計」 1億1.000千円(3.1%増)

「集落排水事業特別会計」 1億61,000千円(1.2%)

「浄化槽整備推進事業特別会計」 2億26,000千円(同額)

「港湾整備事業特別会計」 20,000千円(同額)

【企業会計】

「水道事業会計」 22億14,149千円(13.5%減)

「病院事業会計」 18億29,366千円(0.4%減) <永康病院:16億65,509千円、西香川病院:1億63,857千円>

となっています。

28日(金)の3月定例会最終日に、議会としての採決が行われます。

総務教育常任委員会 その他

総務教育常任委員会に付託された案件以外の、その他の報告をします。

(教育委員会)

1.「学校再編の状況について」  小学校の統廃合について、平成23年3月29日の検討委員会からの答申からこれまでの3年間の経過報告があった。

2.「三野津中学校屋内運動場改築事業について」  〔事業概要〕鉄筋コンクリート造2階建小屋組鉄筋造、延床面積1566.04㎡、1階:アリーナ・ステージ・更衣室等 2階:トレーニングスペース、防災機能として太陽光発電設備(15kw)+蓄電池(15kw)  〔工事予定〕平成26年度建築工事、平成27年度旧屋内運動場解体工事 の説明があった。

3.「非構造部材耐震工事について」  24小学校と6中学校の屋内運動場の天井(吊り天井)等及び、19幼稚園の壁面等の改修工事概算費用として、11億40,000千円弱が見込まれる。平成26年度から順次着手する。

4.「新学校給食センター建設事業について」  北部と南部の2か所同時進行」の計画であったが、北部の着手を一旦見送る。南部(高瀬・豊中・山本・財田をカバー)を当初計画通り平成28年4月稼働に向けて先行着手する。 〔南部センター建設工事実施計画概要〕3,500食/日、延床面積 2,406.80㎡、鉄骨2階建、建築工事費 12億5,000万円余、厨房設備 4億8,000万円弱、総事業費 17億3,000万円余

(政策部)

1.「三豊市地域内分権推進事業に関する規則の一部改正について」  NPO法人化したまちづくり推進隊が、解散決議を行ったまちづくり推進隊の交付金を受け取って活動できるよう、地位継承の規定を追加するとともに、その他 移譲業務実施誓約書 を明記するため

2.「三豊市定住促進対策事業の要綱の全部改正について」  市内の住宅関連業者の受注機会を増やし地域経済活性化を図るため、空き家バンク登録以外の市内一般住宅も補助対象とするため、現在の 若者定住促進・地域経済活性化リフォーム事業の要綱 を全部改正する。

3.「三豊市空家バンク実施要綱 一部改正」  現在市が直営している 空き家バンク制度 の運営を、市場事情に詳しい民間団体等に委託できるよう改正する。

4.「三豊市若者定住促進・地域経済活性化事業補助金交付要綱 一部改正」  3年間の時限施策であったが、事業効果が良好であると判断し、引き続き事業継続するため、事業期間を限定しないよう改正する。

(総務部)

1.「宿日直廃止の検討について」  合併後から職員の負担軽減や費用対効果の経費の面から、幾度となく見直しを検討してきた。防災機器整備の充実や行政組織が本庁主導となっていることが市民に浸透しつつあることから、支所の利用度が減少している等の理由による。平成26年9月末日(予定)をもって、支所の宿日直を廃止する方向である。〔経費の節減額〕 現行(本庁と6支所):36,259千円/年 変更後(本庁のみ):5,458千円/年となるため30,801千円の減額となる。ただし、警備委託費が2,282千円/年となるため、差し引き28,519千円/年の節減効果となる。

2.「消防団の再編について」  合併後から三豊市消防団再編の計画が検討されてきた。再編計画(案)は、消防団員総数を現在定数通りとし、分団規模を1分団の団員数を20人以上になるよう調整する。7つの方面隊ごとに再編案が示されている。

 

総務教育常任委員会の審査内容は以上です。

付託案件審査の総務教育常任委員会

三豊市議会新任期となって最初の定例会の真っただ中です。3月3日(月)の開会から、7日(金)と10日(月)にかけての代表質問、続いて11日(火)にかけての一般質問と、予定通り日程が過ぎていきました。そして、13日(木)に私が委員長をする総務教育常任委員会が開催されていたのですが、それもまた、瞬く間に一週間が過ぎていました。この委員会に付託された案件についてお伝えします。

 

【議案審査】

(教育委員会)

議案第30号 「三豊市遺跡発掘調査整備委員会設置条例の制定について」  地下に遺跡の埋まっている可能性がある土地が、市内に300か所ほどある。適正に発掘事業を推進するために定める

(政策部)

議案第33号 「三豊市企業誘致条例の一部改正について」  市外から企業を誘致するだけでなく、市内に立地する企業にも対応できるよう、企業立地推進条例とする

議案第34号 「三豊市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例の一部改正について」  工場立地にかかる緑地面積率を緩和するため、その区域の範囲を個々に明記することをやめ、規則で定める

(総務部)

議案第27号 「三豊市公正委員会設置条例の制定について」  県に事務委託していたの廃し、市において行政委員会として設置する

議案第28号 「三豊市職員団体の登録に関する条例の制定について」  公正委員会設置にともない、市職員団体の登録が必要となったため

議案第31号 「三豊市職員の私有車の公務使用に関する条例の一部改正について」  保育所・幼稚園などの出先職員が、私有車の公務使用をする場合があるため、保険契約を増額する

議案第32号 「三豊市職員等の旅費に関する条例の一部改正について」  急行料金、特別車両料金及び座席指定料金を、支給の対象とする

議案第43号 「指定管理の指定について(豊中コミュニティーセンター)」  NPO法人 まちづくり推進隊豊中(理事長 藤田芳廣)へ、平成26年4月1日~29年3月31日までの3年間、指定管理委託する

議案第44号 「指定管理の指定について(弥谷山ふれあいの森公園)」  株式会社 みの(代表取締役 横山忠始)へ、平成26年4月1日~31年3月31日までの5年間、指定管理委託する

議案第45号 「指定管理の指定について(不動の滝カントリーパーク)」  NPO法人 まちづくり推進隊豊中(理事長 藤田芳廣)へ、平成26年4月1日~29年3月31日までの3年間、指定管理委託する

議案第46号 「指定管理の指定について(仁尾マリーナ)」  株式会社 仁尾マリーナ(代表取締役 善当勝俊)へ、平成26年4月1日~36年3月31日までの10年間、指定管理委託する

【請願審査】

請願第2号 「幼少中学校・保育所の給食無料化を求める請願」  不採択とするも、今後調査研究を継続することを申し合わせる

請願第3号 「伊方原発の再稼働に反対する意見書の提出を求める請願」  不採択

 

次回は、この日に各部局から その他 として報告された件をお伝えします。

桑山小学校卒業式

彼岸の入りの3月18日(火)に、三豊市内の市立小学校で一斉に卒業式が行われました。今年私が出席したのは、母校である地元の桑山小学校でした。豊中中学校に続いて、市議会議員として来賓のあいさつをさせていただきました。この場にいるすべての皆さんの貴重な時間を、有意義なものとしていただきたいという思いは、いつも変わりません。それにしては、またまた一夜漬けとなってしまいました。

祝辞

 

26名の卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

皆さんは、6年前の春、桜の花が咲く桑山小学校の校門をくぐり入学しました。あれから6年間、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、くじけず頑張ってきました。そして、こんなに立派に成長しました。4月からは中学生になりますが、桑山小学校で学んだことを基にして、勉強にクラブ活動に励み、後輩たちの模範となる、立派な中学生になることを期待しています。頑張ってください。

保護者の皆さん、お子様のご卒業おめでとうございます。万感胸に迫るものがあると思います。心からお慶び申し上げます。私には二人の子どもがいますが、子育てをする中で感じ今思うことを、この機会に保護者の皆さんにお伝えしたいと思います。

一つは、「引き算は個性をつくる」ということです。皆がやっているからやらなくてはではなく、ぜったいやらない、させないことが一つや二つあってもいいのではないかということです。そのことによって個性が育つのだと思っています。

二つは、「教育は間合いだ」ということです。中学生になるこれからは特に、近すぎず離れすぎず、お子様を見守り続けていただきたいと思います。(立教大学山口義之先生の言葉を引用させていただきました)

終わりになりますが、26名の卒業生の皆さんが健康で夢に向かって成長し続けますことをお祈りし、私のお祝いの言葉といたします。

 

この時期が来るたびに、教育や人を育てるとはどういう事なのかを、見つめ直す機会をいただいています。ありがたいことです。皆さんに感謝の子持ちで一般です。

 

豊中中学校卒業式

3月14日(金)は三豊市立豊中中学校の卒業式が行われます。今年は、地元議員として私が来賓祝辞をする順番になっているようです。何も手がついておらず、いつになく早起きで洗顔もろくにせず、慌てて原稿を書いています。

祝辞

 

本日はご卒業おめでとうございます。

義務教育の過程を無事終えられ、さらなる世界へ巣立っていかれる卒業生の皆さん、心からお祝いを申し上げます。

皆さんは、これまでの3年間先生方の指導の下、勉強にクラブ活動にと様々な体験をし、立派に成長されました。皆さんの中には、それぞれの考えや環境によって、進む方向はことなるでしょうが、本校の3年間で学び体験したことは、自分らしい人生を送るための礎となることは間違いありません。

今の皆さんには、実感としては捉えにくいことかも知れませんが、本校で一つ一つ積み重ねてきたことで得た経験が、生かされる日が必ずやってきます。私にもそのように感じることが幾度かありました。また、世界的に活躍する著名な方々も、当たり前のことを当たり前に積み重ねていくことの大切さを語っています。

メジャーリーガーのイチローは、「夢や目標を達成するには一つしか方法がない。小さなことを積み重ねること」といっています。世界的企業を一代で築き上げた京セラの稲森和夫さんは、「人生の歩みの中には、ジェット機はありません。自分の足で、自分が歩いていくしかありません。描いた夢に至る手っ取り早い手段や近道があると思うなど、とんでもないことです。一歩一歩をシャクトリ虫のように進んでいく。これが偉大なことへチャレンジする姿勢です」といっています。

これから皆さんに確かな毎日が訪れることを願っています。

終わりになりますが、卒業生の皆さんが健康でたくましく夢に向かい羽ばたき続け、そして、幸多からんことを祈り、私のお祝いの言葉といたします。

 

卒業生の皆さんに、今私が届けたい気持ちです。なんとか間に合ったかな?

 

バイオマス資源化センター設置予定地の決定

平成26年3月10日(月)に開催された三豊市議会全員協議会で、かねてから民設民営で検討されていた、一般廃棄物である可燃ごみ処理施設の建設場所が決定(変更)されたとの報告がありました。平成24年5月17日(木)に、三豊市とごみ処理業務委託予定者であるエコマスター社及び、同社の出資設立者であるパブリックとエビス紙料の出席のもと、協定書調印式行われて以来、実に1年と10カ月が過ぎようとしていました。(2012年5月20日付のこの場をご覧ください)

場所は、三豊市山本町神田榎谷地区 北立石自治会 安藤佳樹氏所有の2.4haです。施設稼働開始時期は、当初計画通り平成28年4月です。

バイオマス資源化センターは、トンネルコンポストとバイオフィルターによる、微生物による発酵・脱臭技術で行う、堆肥化及び固形燃料原料製造施設です。この方式は日本初のもので、10本のトンネル(6本:家庭系、4本:事業系)で年間12,000tの三豊市の可燃ごみ(生ごみ)を処理する計画です。

これまでの苦労が報われるよう、これから順調な建設が進み、問題なく性能が発揮されることで、三豊市独自の成長産業になっていくことを願っています。

 

第1回定例会冒頭お詫び挨拶

3月定例会が開会した3月3日(月)冒頭に、三豊市議会議長 香川努氏より、このたびの市議会議員選挙にける選挙違反に対し、市民の皆様へのお詫びの挨拶がありました。既に公開されたことですので、全文を掲載します。

 

平成26年第1回三豊市議会定例会に先立ち、市民の皆様にお詫びを申し上げます。

平成26年1月26日に執行されました、三豊市議会議員選挙で当選した、元同僚議員が公職選挙法違反、買収容疑で逮捕起訴されました。

このことをうけ、現職中の任期に関しては、本人の意に添い会派において辞職を勧告し、2月7日付で三豊市議会議長へ辞職願を提出し許可されました。

また、2月12日には、新議員任期の辞職願が提出され、13日に許可されております。

今回の逮捕は、市民の代表として、著しく品位と名誉を損なう行為であり、三豊市議会の信頼を傷つけたことは断じて許されるものではありません。

三豊市議会としては社会的、道義的責任を真摯に受け止め、全議員が改めて、三豊市議会議員政治倫理条例の本意を体し、市民皆様の信頼回復と市政発展のため、誠実に全力で取り組んでまいる所存であります。

市民の皆様には、今回の不祥事で大変ご迷惑をおかけしたことに対し、心よりお詫び申し上げます。

 

選挙は議員と議会だけのものではなく、市民の皆様のものであるのは当然のことです。そのうえで、二度とこのような大問題が発生せぬよう、市民の皆様の代表である議員で構成する議会の長である議長が、信頼回復への決意を込め、お詫びの挨拶を行ったものです。市民発展のため、健全で活発な議論の場となるよう、心新たにし身を引き締めています。