議会開会中の建設経済常任委員会(報告事項)

三豊市議会6月定例会における「議会開会中の建設経済常任委員会」の、付託案件以外の報告事項についてお知らせします。

1件目は、建設経済部の各課より、昨年度からの繰越事業の進捗状況の説明がされました。『農業振興課』 1億74,335千円、『建築課』 2,700千円、『用地課』 12,772千円、『建設課』 2億41,170千円、『土地改良課』 2億25,941千円、についてです。

2件目は、農業振興計画策定事業について、6月17日(月)に開催された「三豊市農業振興計画策定業務委託者選定に係るプロポーザル審査会」で、 (株)ぎょうせい を選定しました。今後、第1回農業振興計画策定審議会を7月17日(水)に開催することを始まりとして、計5回の審議会を開催し、平成26年2月に策定予定となっています。

他、三豊市担い手育成総合支援協議会の取り組みが「全国農業会議所会長賞」を受賞したことや、ニホンザル被害防止対策について県調査に基づき個体数調整に向けた具体的な取り組みを行うこと、また、友好都市北海道洞爺湖町産業まつりで三豊市産のももの販売を行う、等の説明がされました。

20130628_000120130628_000220130628_0003 20130628_0004  

6月定例会が閉会しました

6月7日(金)に開会した6月定例会は、21日間の会期を終え6月27日(木)に閉会しました。

初日に提案された10議案は、3つの常任委員会委員長よりそれぞれ審査報告がされ、いづれも原案可決で、各委員長報告の通り可決採決されました。一点、民政常任委員会委員長報告の内、一般会計補正予算案で、福祉バス購入費7,980千円につき質疑が出されました。バスの運行について違法性があるとの指摘があり、これに対して、法的調査を行い制度を整えた後に執行したいとの方向性が示されました。なお、この日追加提案された「人権擁護委員候補者の推薦について」の人事案件についても、承認されました。

6月定例会に上程されていた議案の内容は、6月21日と22日の書き込みをご覧ください。

議会の終わりとともに、再び、視察研修と勉強の日々が始まります。

種まきしてから2か月後の『ピュアホワイト』

青空クラブのとうもろこし畑の『ピュアホワイト』は、桑山放課後児童クラブの子どもたちが種まきしてから、6月24日(月)の今日で2か月になります。

害虫や渇水の苦難を乗り越えて、立派に成長しています。これも毎朝夕に目配り気配りしてお世話していただいた、三野のおじさんのおかげです。今年の梅雨は空梅雨かとあきらめかけていた矢先、台風の影響とはいえ潤沢な雨で、少しはおおじさんの世話の手間が軽減されるとホット胸をなでおろしています。

とうもろこし畑はいつの間にか(他人事のようでごめんなさい)カラス除けの網に覆われ、収穫に向け体制は万全です。子どもたちのお父さんに呼びかけて、収穫祭のイベントの段取りを始めようと思っています。ぶどう棚跡を利用した『千成瓢箪』とともに、一か月後がとても楽しみです。

三野のおじさん、いつもありがとう。

6月定例会上程議案の審査・2

前回に続いて6月定例会に上程された議案の内、補正予算案以外の議案についてお伝えします。6議案あります。

「三豊市子ども・子育て会議条例の制定について」 は、子ども・子育て支援法が、本年4月1日より施行されたことにより、設置規定に基づき制定する。

「三豊市税条例の一部改正について」 は、地方税法改正のため改める。

「三豊市国民健康保険税条例の一部改正について」 は、地方税法改正のため改める。

「三豊市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正について」 は、事業系一般廃棄物の処理・運搬業務が、3か月の移行期間が経過したため、手数料をこれまでの10㎏当たり210円(税込)であったものを、7月1日より252円(税込)に改める。

「動産の買い入れについて」 は、パソコン・サーバ等の情報システム機器を一般競争入札によって、89,867,085円で(株)メディアコム 三豊営業所より購入する。

「財産の取得について」 は、民間事業者が太陽光発伝システムを設置するため、これまで市土地開発公社が所有していた三野町農村広場15,755㎡を、市が144,798,434円で取得する。

3常任委員会に付託され、各委員会に置いて審査された全10議案はいずれも原案承認されました。定例会最終日の6月27日(木)に、3常任委員長より審査結果報告がされ、採決の運びとなります。

6月定例会上程議案の審査・1

三豊市議会6月定例会は、3日間の一般質問が終わり、6月18日(火)から20日(木)の3日間、総務教育、民生、建設経済の3つの常任委員会が開催され、付託議案審査が行われています。補正予算案については、次の通りです。

一般会計補正予算額は1億70,525千円で、補正前予算額287億68,601千円にこれを加え、補正後予算額は289億39,126千円となります。各課別の補正予算内訳は、

【総務課】 23,000千円の増額:防災一般費(津波ハザードマップ18,000千円、総合防災マップ作成5,000千円)

【施設管理課】 93,187千円の増額:たくまシーマックス管理事業93,000千円(大規模改修92,000千円、修繕料1,000千円)他

【産業政策課】 14,129千円の増額:商品券事業12,629千円他

【環境衛生課】 18,585千円の増額:塵芥処理事業18,585千円(事業系一般廃棄物処理委託事業15,435千円、可燃不燃家庭系廃棄物運搬・処分3,150千円)

【福祉課】 9,712千円の増額:社会福祉一般事業8,585千円(福祉バス購入費他)他

【建設課】 8,900千円の増額:指導維持管理事業8,900千円(工事5,000千円、測量設計3,000千円、手数料900千円)

等となっています。

特別会計は、3つの会計で補正予算が組まれています。

「国民健康保険事業特別会計」は、粟島診療所超音波骨密度測定装置購入に係る繰り出し金で、553千円の増額により、補正後予算額は85億553千円

「国民健康保険診療所事業特別会計」は、財田診療所の医師退職による職員給与費の減額補正と、粟島診療所超音波骨密度測定装置購入に係る補正で、8,223千円の減額のよって補正後予算額は196,777千円

「介護サービス事業特別会計」は、財田診療所看護師が訪問介護担当となり、介護サービス事業特別会計で組み換え予算計上で、2,378千円の増額により、補正後予算額は1億378千円

以上で補正予算関係は終わりますが、それ以外の議案については次回お伝えします。

 

千成瓢箪で一儲け

私の住む七宝山のすそ野は、昔から養蚕や果樹栽培で栄えていました。ところが、地域の暮らしを支えた桑やみかん、ブドウなどは減少の一途をたどり、今では往時の名残がうかがえるぶどう棚跡が多くみられる状況となっています。そんな地域ですが、散策すれば、時には捨て去られようとするものを活用した、思わぬ楽しみ方を見つけた人に出会うことがあります。

千成瓢箪の栽培にとって、使われなくなったぶどう棚は蔓を誘引するするのに最適です。4月に種まき・苗だてし、下旬に定植してから約2か月が過ぎた状態を、今見ることができます。150本育てており、一本当たり20個の収穫が目安で、3000個の目標だとのことです。「すでに売れ口が決まっているので、ウン十万円になる。儲けたらまた一杯やろうぜ!!」 団塊の世代は、第一線を退いた今も、【楽しく生きる】ことにしたたかです。

どんな瓢箪ができるのか、一か月後が見ものです。青空クラブのとうもろこし『ピュアホワイト』の成長と合わせ、楽しみが倍増しました。

映画 「竜宮、暁のきみ」

6月15日(土)は、本当に久しぶりのまとまった雨でした。カラカラの大地は、乾いたスポンジが水を吸うように潤いを取り戻しています。地元水利組合の池の樋抜で、早朝から田植えの準備でトラックターにまたがり代掻きををしていました。けたたましいエンジン音の響く中でも、ようやく訪れた雨季を歓喜するカエルの大合唱は、それに負けていません。3日間の三豊市議会一般質問で放電しきった感があり、私の気分はカサカサでしたが、ついに来た梅雨らしい趣で、私の心も潤いを取り戻せそうな予感です。

夜には、『瀬戸内国際芸術祭2013 秋開催・粟島 プレイベント』 として、映画 「竜宮、暁のきみ」 の特別上映会が開催されました。この映画は、さぬき映画祭2013の出展作品として、三豊市詫間町荘内地域に伝わる浦島伝説をヒントに映画化されたものです。全編の映像が市内で撮影されたことで、ロケ地である三豊市で全国に先駆けて上映会が企画されました。上映前に、青木監督はじめ主演の石田法嗣さん、谷内里早さん、香川県出身の松本明子さん、西山浩司さんなどから舞台挨拶があり、作品制作に対する思いや協力してくださった地元の皆さんへの感謝の言葉が語られました。

会場となったマリンウエーブ・マーガレットホールは、定員の800名を軽く超える超満員状態でした。詰めかけた市民の皆さんにとって、ふるさと三豊の素晴らしい自然と風景を再確認する機会となったことと思います。また、地元ミュージシャン(tonari session’s)の奏でる音楽は、青木監督の撮った 普段の三豊 の姿を、引き立てる役割をさりげなく果たしていて、多くを語らずともふるさとへの愛着を覚えたことでしょう。

まだ全国ロードショウの予定はないとのことですが、このまちの魅力を 「竜宮、暁のきみ」 が全国に向かって伝えてくれることに期待が膨らみます。エンディングロールの終わるころには、私の心はしっかりと潤いを取り戻していました。

バイオマス産業都市構想の選定

三豊市は、広域ごみ処理施設閉鎖に伴い、新たなごみ処理方式を模索検討してきました。その結果、数々の紆余曲折はあったものの、民設民営によるトンネルコンポストとバイオフィルターの組み合わせによる、生ごみ堆肥化と廃プラ固形燃料化のシステムに行き着きました。
すでに、バイオマスタウン構想の認定は受けていましたが、政権が変わったことにより国の支援制度がなくなった時期がありましたが、新たな政権となり【バイオマス産業都市構想】として、生まれ変わったようです。

6月12日(水)から始まった三豊市議会6月定例会一般質問で、市長より【バイオマス産業都市】に一次選定されたとの答弁がありました。
今回、8か所が選定され、関西以西では三豊市だけです。
・北海道十勝地域(19市町村)・・・バイオガス発電・熱利用(家畜排せつ物等) 木質熱利用・発電、BDF
・北海道下川町・・・木質地域熱利用・発電 ヤナギ・ススキ利用
・北海道別海町・・・バイオガス発電・熱利用(家畜排せつ物、水産廃棄物等)
・宮城県東松島市・・・バイオガス発電・熱利用(食品残渣等) 木質発電
・茨城県牛久市・・・広域連携バイオディーゼル 生ごみ堆肥化、木質
・新潟県新潟市・・・バイオガス発電・熱利用(下水汚泥、食品残渣等) 木質ペレット、バイオディーゼル
・愛知県大府市・・・バイオガス発電・熱利用(食品廃棄物、し尿等)
・香川県三豊市・・・堆肥化・固形燃料化(食品残渣等) 竹資源利用

三豊市の構想の柱になるトンネルコンポストとバイオフィルターの組み合わせは、この国に昔からある技術を現代社会に相応しいように取り入れた、古くて新しい国内初の方式です。
バイオマス産業都市構想の選定を受け、「廃棄物のないまち 環境にやさしいまち 三豊」の実現に、大きく躍進することとなります。

たけの世界

お母さんが三豊市高瀬町出身の たけ さんに会うことができました。6月8日(土)に、たけ さんが 『かがわやまなみ芸術祭』塩江会場に参加している情報を得て、高松市の塩江温泉まで行ってきたのです。

たけ さんは、30歳半ばに脳梗塞を発症し、耳が聞こえなくなり、声を失い、右手が動かない体となりました。しかし、「死んだほうがまし」という絶望感の中から、左手で自らを表現する方法を見つけ出しました。今では、人々に感謝の心の大切さを、絵と詩や『無口な講演』などで伝える活動を精力的に行っています。

たまたま、ある方からいただいた たけ さんが書いた、はがき大のメッセージカードに引付けられ追いかけてきたのでした。絵と詩に暖かさとやさしさを、書体に柔らかさと安らぎを感じたからです。翌日の9日(日)に結婚する姪と彼氏ふさわしいプレゼントを探していたところに、直筆の たけ さんのメッセージカードは、これ以上ない贈り物となるはずです。まひろさん 康さん いつまでもお幸せに。

たけさん には、いづれ近いうちに『無口な講演』で、三豊市の子どもたちに 【たけの世界】 を伝えて欲しいと思っています。

一般質問通告

平成25年の6月定例会が6月7日(金)に開会しました。来週の12日(水)から14日(金)までの3日間、一般質問が行われます。19名の議員から通告があり、私は14番目で、議会運営委員会での日程協議で、3日目の14日朝一番の質問となります。2件通告しています。

【悪臭規制と周期発生源対策について】

悪臭防止法における悪臭規制地域及び規制基準の設定の権限は、三豊市にある。県下8市の内、三豊市だけが悪臭規制地域の指定がされていない。平成25年度に都市計画ができてから、それに併せて検討したいと聞いている。現状と今後の予定を問う。また、臭気対策は臭いも元を絶たなければ効果は薄い。住環境向上と産業振興政策を兼ね備えた、地域にある技術を集約した周期発生源対策に対応する、脱臭設備整備補助制度の創設の考えを問う。

【外国語教育特区と地域基盤強化のまちづくりについて】

内閣府教育再生実行会議の第三次提言素案では、大学の取り組みに当たっては、「日本人としてのアイデンティティと幅広い教養を持ち、世界に打って出たり、外国人を迎え入れて交流したりすることのできる人材を育成していくことが重要であるとあり、初等中等教育からグローバル化に対応した教育の充実や特区制度の活用」などに触れている。外国教育を軸にした、地域基盤強化のまちづくりの考えについて問う。

 

ただ今、皆さんのお力をお借りして原稿作成中です。