本年度最後の 閉会中の民生常任委員会

私が委員長を務める三豊市議会民生常任委員会の最後の閉会中の委員会が、平成25年2月18日(月)13:30から開会されました。
前年度の委員会から大幅な計画遅延状態で引き継いだ、三野保育所改築を最初として、次期ごみ処理施設建設や、その完成までの空白期間のごみ収集運搬・処理業務委託、ごみ収集運搬の直営から民間への委託、し尿・浄化槽汚泥の処理先変更に伴う収集運搬体制整備、火葬場建設など、重要案件が目白押しでした。
この日提案された案件は、この一年を締めくくるのに相応しいものでした。
【工事請負契約の締結について】
三豊市立三野保育所改築工事の入札結果は、
(建築) 請負金額 4億5万円
     請負業者 富士建設(株)
(電気) 請負金額 7,665万円
     請負業者 四電工観音寺(営)
(機械) 請負金額 9,000万円余
     請負業者 三喜工事(株)
で、来年中の完成予定です。
なお、外構工事及び旧建物解体工事は次年度で実施となります。
【財産の取得について】
南部火葬場建設用地の買収額が示されました。
山本町神田の現・斎場周辺の山林32,335㎡余を、4,350万円弱で取得します。
単価は㎡当たり610円~2,400円で、平均単価は1,570円となっています。
【南部火葬場プロポーザルの結果について】
プロポーザル審査委員会の八木澤委員長から、市長に提出された建設設計業者の選定の答申が示されました。
最優秀提案者 (株)山下設計関西支社
次点       (株)日総建大阪事務所
なお、基本設計を2月27日発注予定です。
また、炉のプロポーザルも続いて実施予定です。
【空白期間の処理について】
次期ごみ処理施設完成までの空白期間のごみ処理は、北部と南部を2地区2業者に同一単価で委託することが決定されていました。
これに対して、北部事業者から、他自治体の負担金を処理単価の外扱いとして欲しい旨の要望書が提出されました。
協議の結果、認めるわけにはいかないとの意見が多数を占めたため、再度、事業者と調整することとなりました。
【一般廃棄物(家庭ごみ)収集運搬業務民間委託について】
既に民間委託している区域の山本地区・三野地区・詫間地区・財田地区は、説明会に既事業者の4社が参加しました。
2月27日に決定の予定です。
直営である3区域の内、仁尾地区を除く豊中地区・高瀬地区は、説明会にそれぞれに4社が参加しました。
3月8日に決定の予定です。
4月1日からの業務開始に向け手続きが進められます。
なお、仁尾地区は、委託への環境が整うまで調整が続けられます。
【竹資源の事業家について】
大倉工業とともに、竹チップ添加パーティクルボードの研究開発事業を行っています。
事業化を進めるために、乾燥チップが200~500t/月必要です。
そのための伐採・運搬・チップ化・乾燥等の事業に対応する、竹林所有者への説明会と伐採業者の募集を行っています。
【一般廃棄物(し尿・浄化槽汚泥)の処理施設変更について】
平成26年度から中讃広域瀬戸グリーンセンターへ処理施設が変更となることに伴い、収集運搬事業者の車両が直接搬入することとなっています。
中讃広域から、環境美化のために、それと分からない架装を求められています。
市内にある収集運搬車両は30台ほどで、車両整備交付金として最大で約2億3千万円が必要となります。
来年度予算に計上される予定です。
なんとかこの日に漕ぎ着けたのは、委員の皆さんと所管部局職員の皆さん、議会事務局職員の皆さんのおかげであると、心から感謝しています。
一年間お付き合いいただき、ありがとうございました。