農業・農村懇談会

“われわれがやりまっせ!! パート1”と銘打って、三豊市豊中町笠田北営農組合の『農業・農村懇談会』が行われました。
畜産業を営む組合長の大西修さんを中心に、農業の現状と未来について語り合おうと、定期的に企画されていて、今回初めてお誘いをいただき参加させていただきました。
風が強く、時折雪のちらつく底冷えのする天候でしたが、会場となった大西さんの倉庫(メーカー希望小売価格800万円はするというコンバインの格納庫)はご婦人方の手作りによる、おにぎり・おでん・豚汁と、ビールに酒、焼酎を片手に “まあ、飲みながら食べながら、語り合おう”と大にぎわいでした。
語り合う主要テーマは、
*営農組合から見た今後の地域農業と高齢化時代を迎える農業生産活動
*団塊の世代が迎える「定年帰農」について
*女性が望む地域づくりとやさしい暮らしについて
*みんなでつくる「村づくり」
だったはずですが、思いっきり行き当たりばったりトークでワイワイがやがや、農業の現場に生きる皆さんのバイタリティーを目の当たりにしたのでした。
参加者の中に新規就農者として、5年ほど前に神戸から豊中町に移住し、イチゴ栽培農家となった川島さんという家族連れの若者がいました。
三豊市内には、農業の組織経営を模索しながら、懸命に頑張っている若き経営者が多く育っています。
農家の交流から農業経営者との交流へ、そして企業経営者との交流へと広まってゆければ、何か新しい息吹が生まれるのではと、勝手に想像しています。
三豊市の基幹産業となるような『三豊市型農業』形態を探求しなければならないと改めて感じた一時でした。