県道整備

道路特定財源暫定税率の期限が切れて、地方自治体は道路建設事業の執行延期や一部見直しを示唆しています。
当然ながら国の事業にも大きく影響が出るようです。
「ゆめタウンみとよ」開店予定地前の国道11号線4車線化事業は、昨年度に続いて今年度の20年度も予算措置が見送られたようです。
本来「ゆめタウンみとよ」の誘致も、国道11号線の改良計画がH19年度から具体的に着手できることを前提に進めてきた政策であったはずにもかかわらず、それがなんと、国のH20年度予算にも計上されないこととなっているのです。
これは大変なことです。
1ヶ月後には国会で復活可決するとの憶測のようですが、それとは別に地方は地方として地域は地域として、市は市として、県は県として道路整備をいかに進めてゆくのかという独自性は常に持っていなくてはならないと思っています。
子どもたちの通学の安全や、移動に不自由な人たちの環境整備など、三豊市豊中町桑山地区を通る県道の整備に対する要望が以前から多く寄せられていました。
「ゆめタウンみとよ」出店決定で、急を要する案件としてとみに道路整備と交差点改良の必要性が望まれるようになっています。
その要望は2件あり、それぞれ要旨を私なりにまとめました。
<1件目>県道岡本高瀬線・県道帰来本山停車場 交差点改良工事早期着工について
この交差点は右折車線がなく朝夕の通勤通学時をピークとして、渋滞が激しくスムースな交通に支障をきたしている。
通学路となっているにもかかわらず、歩道などの整備が不十分で、子どもたちの安全が確保されていない。
H20年秋開店する「ゆめタウみとよ」へのアクセス交差点となり、さらに渋滞は激しさを増すと考えられる、大きな混乱を招くと予想される。
<2件目>県道帰来本山停車場線拡幅と歩道設置工事早期着工について
この路線は国道11号線から県道岡本高瀬線に抜ける幹線道路だが、車道幅が狭く自転車道・歩道も整備されていない。
通学路になっており、日々事故と隣り合わせの登下校の状態にさらされており、子どもたちの安全確保からはほど遠い通学環境にある。
また、H20年秋開店する「ゆめタウンみとよ」へのアクセス道路となり、交通量は飛躍的に増加すると思われ、通学への影響に止まらず、地域住民の日常生活に及ぼす影響も大きいと予想される。
昨年から、県関係者に働きかけをしてきました。
環境が整いつつあり、地元地域の皆さんの賛同を得て、県へ要望書を早急に提出するべく動いています。