地方自治法の恩師

私は、地方自治法について何も知らずに地方政治の世界に飛び込みました。旧豊中町議会議員選挙があった10年8か月余り前のことです。「なんとかせないかん!」の情熱という抽象的な感覚だけでは、社会は何一つ変わらないということに直面したのです。地方自治法の何たるかさえ分かっていなかったのですから、それは当然のことでした。その年の夏、四国学院大学の夏季特別講座に、「地方自治法」の項目を見つけたのです。一般社会人も参加が可能であることを知り、夏休みのキャンパスに一週間通ったのでした。講師は仲南町の職員さんで、竹林昌秀さんでした。この時の講座で初めて「地方自治法」の本旨とは何かを教わったのです。それ以来、何かとお世話になってきました。

2月15日(土)に行われた、まちづくり推進隊高瀬の『安全・安心防災講演会』で、久しぶりにお会いすることができました。今は、役場を昨年(平成24年3月)定年退職し、政策研究大学院大学の非常勤講師となって、行政実務で実践してきたことを軸に、まちづくりの講演を行っています。

三豊市の独自施策である「まちづくり推進隊」の期待される活動の方向性や役割を示してくれました。「住民の間をつなぎ、制度のすき間を埋める活動が求められる」の提案がありました。具体的なものとして、‟地域の命見守り協定”や‟医療費削減活動”など「人間関係でつくる密度の高い活動をしよう!」とお話されました。

本年4月のまんのう町議会議員選挙に挑戦し、議員という新たな活躍の場を広げようとしています。ご健闘をお祈りいたします。

地方自治の恩師は、いつまでもアグレッシブな人です。

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