平成28年度閉会中の民生常任委員会・第6回

本年度第6回の民生常任委員会が、平成28年11月4日(金)に開催されました。所管部局からの報告事項について協議がされました。

「健康福祉部」

●こども園制度について  子育て支援課から、来年度からこども園制度の導入を検討しており、制度についての基本的な説明があった。

●地域医療構想について  香川県地域医療構想の概要説明があった。 【基本的な考え方】平成37年(2025年)には、団塊世代が75歳以上ちなり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となる。医療機能の分化と連携を進め、高度急性期から在宅医療まで、患者の状態に応じた医療を提供する体制を整備することが不可欠。地域医療構想は、病床の機能分化・連携を進めるため、4つの医療機能(高度急性期、急性期、回復期、慢性期)ごとに平成37年(2025年)の医療需要と病床の必要量と、その実現のための施策を定める。 【構想区域の設定】これまでの5つの保健医療圏を3つの構想区域とする。病床の機能の分散化及び連携を推進することが相当と認められる区域を「構想区域」として設定する。 【平成37年(2025年)における医療需要及び必要病床数等の推計】西部構想区域における病床数は、平成26年度(2014年)の5,508床に対し4,603床と大幅に減少の見込み。ただし、高度急性期と回復期の需要数は増加する予測となっている。 【地域医療構想を実現するための施策】①医療機関の自主的な取り組みと相互の協議の推進 ②病床の機能の分化及び連携の推進 ③在宅医療等の充実 ④医療従事者の確保・養成  で構成されている。

●地域子育て支援拠点事業について  前回の委員会で現地視察した高瀬地域子育て支援センターの今後の在り方について検討するにあたり、市の設置するすべての市域子育て支援拠点をまとめた資料の提出があった。『高瀬地域子育て支援センター』『豊中地域子育て支援センター』『仁尾地域子育て支援センター』『ひろば型 すくすくランドたくまひろば』『ひろば型 ピヨピヨカンパニーやまもとひろば』『ひろば型 すくすくランドみのひろば(出張ひろば)』

「市民部」

●申告相談の会場について  本年度から市内3カ所の会場となっていたが、市民から距離と待ち時間に対する改善の要望が多く寄せられていた。アンケートの分析・検討の結果、平成29年度からは高瀬、詫間、豊中の3会場に加え、山本会場を加えて4カ所とする。他に、インターネットを使った確定申告講習会の開催について説明があった。

●その他  固定資産税に関する訴訟について、現状の報告があった。

「環境部」

●三観衛生組合の解散について  12月議会に、組合の解散とその財産処分に関する2条例案の上程を予定している。

●その他  12月議会に、浄化槽事業と集落排水事業等の、特別会計補正予算案の上程を予定している。

 

以上で、第6回閉会中の民生常任委員会報告を終わります。

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