平成29年9月定例会一般質問報告・3

私の平成29年9月定例会における一般質問の3件目、【これまでの想像を超えた危機に対する管理について】の報告をします。

 

『質問』

今、国境を越えた危機が日常の中で現実となっている。市民にとって想定しやすい自然災害に対する危機対応とは違い、これまでの想像を超えた、経験したことのない危機であり、有効な自己対応の手立ても見当たらない不安な状況に置かれているといえる。行政としての役割と対応について質問する。

強い毒性を持つ外来種、特定外来種生物のヒアリが国内で確認されている。貿易港の詫間港を有するわが市だが、調査の実施状況と、万が一発見されたときの対応を問う。

もう一点は、北朝鮮のミサイルの対応について、弾道ミサイルが四国方面に発射された場合の三豊市の対応について問う。

『答弁』

ヒアリについて、本年7月6日に捕獲トラップを用いた調査を開始し、現在も継続しているが発見確認はされておらず、現時点では侵入はしていないものと考えられる。また、侵入が確認されたら薬剤散布等による処置を実施し、環境省高松事務所に連絡することとしている。引き続き、水際での侵入を食い止めるべく警戒をしていく。

北朝鮮のミサイル対応は、市として対応できることは限られているが、Jアラートの起動確認及び音声での情報伝達が正しく放送できることに万全を期している。弾道ミサイル落下時の行動については、市ホームページに掲載し市民の皆さんに周知をしているが、特に、ミサイル落下時には、パニックになる恐れがあり、国からの指示に従って落ち着いて行動するようお願いしているところだ。

 

以上で、平成29年9月定例会の一般質問3件の報告を終わります。