前回、 「すでに初夏だ」 といいましたが、ここ数日はすでに土用のような陽気です。
梅雨と土用が一緒にやってきた本当に蒸し暑い今日、二つの門出がありました。
一つは、三豊市豊中町の 「比地大地区防災会」 の発足式です。
もう一つは、 「三豊市文書館」 の開館式典です。
東南海、南海地震に備える自主防災組織は、すでに設立して活動しているものや、手探りで結成を模索する動きなど、市内各地で設立の動きが活発化しています。
本年度の市の防災訓練を引き受けた比地大地区では、7月3日(日)に実施される防災訓練の日に照準を合わせ、組織の立ち上げを話し合ってきました。
ちょうど一週間前の今日、6月26日(日)に発会式がめでたく行われたのです。
公民館比地大分館長の長谷川さんを会長として、力強く踏み出しました。
これによって、これまでにまして比地大地区の結束は確かなものとなり、 「まさか」 が 「そら来た」 になることで、自助・共助が機能することを願っています。
「三豊市文書館」 は、三豊市と旧7町役場が保有していた記録の中から、重要なものを評価・選別し、保存・管理する所です。
加えて、この地域に固有の貴重な古文書の保管も行うこととなっています。
このような施設は、都道府県立で30箇所、市区町村立で当館を含めて27箇所となり、全国で57箇所あります。
香川県立文書館は、平成6年に会館していますが、市区町村立としては香川県で初めてで、四国内でも西条市についで2番目の開館となっています。
“はじめまして、文書館です!
~昭和の合併・平成の合併~”
と題して、開館記念展示が6月27日(月)~7月28日(木)の間行われます。
旧村合併による旧7町のそれぞれの誕生に関する合併申請書や、三豊市合併についての協定書や新市建設計画などの展示がされています。
私たちの住む場所の歴史を知ることで、私たち自身の暮らしの存在を確かめるきっかけとなりそうです。
是非、お運びください。