11月11日 日曜日

今日は大安吉日です。
おまけに、爽やかな中に少し哀愁を感じる絵に描いたような秋の一日でした。
三豊市高瀬町の「蘭 ’s garden」(ランズガーデン)であった、香川県中小企業家同友会三豊支部の家族会に(一人で)ちょっと顔を出しました。
その道すがら、“菜の花プロジェクトINみとよ”で種まきをした栽培地に立ち寄りました。
こんなにすくすくとたくましく発芽していて、来年の春がとっても楽しみです。
これからの成長の記録を報告してゆきたいと思っています。

地元企業の経営者の集まりである同友会は、日頃おやじだけで集まって3っの目的「良い会社を作ろう」「良い経営者になろう」「良い経営環境を創ろう」を掲げ、経営の勉強?を楽しくやっていています。
今日の家族会は、「家族をほったらかしにして、あんただけ楽しいお勉強?いいわね!」の声に押され、企画されたようなものです。
思いはそれぞれですが、会場になったランズガーデンの環境のすばらしさに加え、イベントのカントリー・ウエスタンのライブ演奏がこの場の雰囲気にぴったりで最高でした。
演奏者のグループの一つに、同友会仲間の平均年齢62歳の“まんが堂 おじさんバンド”がおり、40年昔を思い出させてくれました。
大西さん、久保田さん、山本さん、そして急きょ応援参加となった大西さんのお嬢さん、思わず胸がキュッとなった瞬間をありがとうございました。
「俺も負けずに、何事にもくじけず挑戦を続けなくては」の思いを呼び起こしてくれたのです。
三豊市にこんなにおしゃれで、自然に溶け込んだ、情緒溢れるところがあったなんて、本当に驚きでした。
良いものはたくさんあるはずなのに、それに私たちが気づいていない無頓着さが情けなくて溜まりません。
今度また、ライブ演奏があれば必ず参加しますからね!
何時までも青春で行きましょう。

3時から、みの観光館で開かれた三豊少年少女発明クラブの「みとよロボット交流会」に出席しました。
午前中から始まっていた、自作ロボットづくりでは、三豊市全域の100名程の子どもとその保護者の参加で、驚くような活気であったようです。
山地会長を始め、矢野さん、前川さん他、地域の心ある有志の皆さんの協力でこのような未来に希望の持てる行事が実現しているのだと、改めて感謝しています。
詫間電波高専の三崎先生が総理大臣賞を、三豊工業高校が文部科学大臣賞を受賞されたことを祝う会が盛大に行われました。
三豊市のみならず、観音寺市も含めたこの地域が、人材育成によって発展することに、最大の支援をしてゆかなくてはならないと感じています。
かねてから、三豊市少年少女発明クラブに相応しいクラブハウスが欲しいとのお話がありました。
みの観光館は、市の遊休施設になっており、活用の公募をしているところでしたが、いまだ有効な活用方法は見つかっていない状況です。
みのふれあいパークが整備され、四国八十八か所の弥谷寺がそこにあり、静かで創造力かき立てる環境に持ってこいのこの場所を、発明と創造力の核となる「三豊市少年少女発明クラブ」のクラブハウスにすればよいのではと思っています。
歩みの遅い季節の移ろいの中で、遅ればせながら三豊観音寺地域の“まち”の奥深さと可能性を改めてしみじみと感じた秋の一日でした。