まちづくり調査特別委員会(コミュニティーバスについて)

いろんな行事が続いていて、ついつい書き込みが遅くなってしまいました。
9月27日、9月定例議会閉会後、まちづくり調査特別委員会が行われました。協議題は「コミュニティーバスについて」でした。
定例会終了後すぐではありますが、横山市長の同席で始められました。
先ず、市長のコミュニティーバスに対する考えと思いのこもった挨拶がありました。
コミュニティーバス事業の目的は、福祉のためです。福祉とは「しあわせ」のことです。今までの福祉は後手の福祉です。これを先手の福祉へ変えてゆかねばならないと考えています。本来、先手の福祉にコストをかけるべきであり、そうすることで結果として財政のコストの軽減が達成できると考えています。
介護事業費の220億円の2パーセントでも減らすことができたならば、5億円の削減になります。100人のうち2人が元気であったならば可能な計算です。また、療養型の医療費は一人当たり月40万円掛かり、年間に直すと500万円掛かっています。誰もが可能な限り元気でいていただかなくてはなりません。
そのためには、引きこもりや閉じこもり(認知症になりやすい)にならないように自立できる環境が求められます。家族やお世話の方に遠慮しなくても自由に行動できる移動手段が必要不可欠といえます。
掛けるコストの限界は勿論設けなくてはなりませんが、コミュニティーバス事業が先手の福祉に繋がるのであれば、このようなコストは掛けてもよいのではないかと思っています。
横山市長の持論である、先手の福祉の実現のための施策の一つがコミュニティーバス事業なのです。
路線選定や適正な必要経費(コスト)の見極めは非常に難しい問題となるでしょう。
どんな三豊市に生活したいのかといった、原点からの発想による議論から始めなければならないのだろうと思っています。
次に、前回の委員会でプロジェクトチームで独自の調査を実施した報告として、
1)高瀬線乗客利用調査
2)高校生出身地域別通学方法調査
3)福祉タクシー利用調査
などの調査結果報告がされました。
最後に、現在データの少ない地区を重点とし、65~79歳の2000名程を対象としたアンケートの検討がされました。10月中旬から11月末までの予定で行うこととなりました。
三豊市の未来社会がイメージできるような事業にしなければならないと思っています。

“まちづくり調査特別委員会(コミュニティーバスについて)” への2件の返信

  1. 乗り愛バスはやめるべきです。親方ひのまるまるだしです。
    親方日の丸は許せません。
    市民が支える自分たちのバスの、視点がなければ成り立たないと思っています。
    自家用車ばかりで通勤せずにたまには自分たちのバスで行くのもいいかな?と思えるかだと思います。
    この事業は、置かれた環境と将来に対する考え方によって判断が変わってくる、とても難しいテーマと思っています。
                       たくま まさし

  2. 詫間議員さんは市民からの投稿を選別しておるようですが、それはいかがでしょうか。
    お知らせいただきありがとうございます。
    調べてから、と思ってそのまんまになっているのが有ります。ご指摘ありがとうございます。
    これからは、返事を書かなくても先ず公開しましょうか。
    実は色々と迷っています。
    スタンスとしては、すべてにご返事を、とは思っているのですがなかなかはかどりません。
    これからもよろしくお願いします。
                      たくま まさし

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