民生常任委員会視察研修報告・3

民生常任委員会視察研修の最終日、7月20日(金)に訪問したのは、横浜市にある私立の認定子ども園 「ゆうゆうのもり幼保園」 です。
“子どもを大切にする” ことを、建物でメッセージとして伝えたいために、設計には並々ならない思いが注がれています。
設計は、(株)環境デザイン研究所・東京工業大学教授の仙田満先生が手がけ、保育所と幼稚園の機能を融合した施設で日本を代表する施設の一つとして、皇族も視察に訪れるほどです。
保育理念である 「子ども主体の保育」 を実現するために、子どもが自発的に遊び行動したくなるような仕掛けを創造的に取り入れています。
幼稚園と保育園の一体化施設とするために、園児と関わりを重視した保育師や先生の拠点を設け、子どもたちの状況が見渡せ、すべての園児と常に関わることができるように設置しています。
また、子どもたちが一日の大部分をすごす施設として、発達段階にあわせた多様な環境を作るために、遊びの中でかくれた場所をあえて設け、色んな体験ができるようつくられています。
理事長である、渡邉英則さんの “子どもを大切にする” 思いは、私たちの意識をはるかに超えて、桁違いです。
私には、渡邉理事長の保育と幼児教育に対する情熱を、皆さんに、言葉でお伝えするにはあまりにも力不足です。
三豊市の子育てに関わるすべての市民の皆さんに、 「ゆうゆうのもり幼保園」 を自分の目で見ていただきたいと、心の底からそう思っています。
そして、渡邉さんと “子どもを大切にする” こととはどういうことなのかを語り合っていただきたいと思っています。
以上で、4回に渡っての 「民生常任委員会視察研修報告」 を終わります。