ロボットファーム三観

「ゆめタウン三豊」が11月11日(火)の9:00にオープンしました。
私は朝から、香川用水調整池の落成記念マラソン大会の、実行委員会設立のお手伝いのために、三豊市商工会に訪問していました。
三野町までの道中は、思いのほか順調で平日オープンの効果があったのではないかと、安堵していました。
いよいよ三豊市に消費の賑わいがもたらされ、地域は大きく変化してゆこうとしています。
しかし、消費には生産活動で得られる収益が伴われなければ、消費の循環は途絶えてしまいます。
そうしないためには、「三豊市新総合計画」にあるように、雇用の場を確保をするための経済財政基盤確立の、具体的施策が必要なのです。
「ゆめタウン三豊」オープンの日に合わせたかのように、11月11日付けの四国新聞に、“舛添要一厚生労働大臣が、介護ロボットの助けを借りて食事体験”の記事が報じられていました。
三豊市が目指す、経済財政基盤確立の具体的施策とは、介護支援ロボット開発の聖地「ロボットファーム三観(シリコンバレーに引っ掛けて)」を目指すべきだと私は思っています。
三豊市にある詫間電波高専と観音寺市にある三豊工業で教育を受けた人材が、この三豊観音寺地域に生活の場を構えられるような、『まちづくり』をしなくてはなりません。
三豊市だの観音寺市だのと、言っている場合ではないのです。
トヨタユーゼック誘致の最も大きな意味は、世界のトヨタとの直接的なパイプを持つことができるということだと理解しています。
トヨタのロボット技術研究所の誘致を、実現できる方法はないのかを真剣に考えています。
三豊市と観音寺市には、ロボット技術を継承する人材を輩出する要素がそなわっていると確信しています。
彼等の受け皿を創らずして、何が「まちづくり」と言えましょうか!
介護支援ロボット開発の聖地「ロボットファーム三観」を導く、大局的な政策の必要性を、強く感じているのです。