第3回永康病院調査特別委員会

5月15日(月9に開催した第2回の永康病院調査特別委員会から2か月近くになった7月12日(水)に、第3回の委員会が開催され、永康病院から平成28年度の経営実績及び施設整備の考え方と、調査状況の報告がされました。

 

●現在の病棟(157床━許可病床199床)

1病棟(一般病棟):平成28年度より42床を休床しており50床

2病棟(精神科病棟):59床

3病棟(療養病棟):48床

●平成28年実績

外来   一日平均約180名

入院   一日平均約81名(病床率:約52%)

●これまでの取り組み

医科大学への医師派遣要望や、病床数の削減による人員の配置換えと看護基準のアップ、訪問看護ステーションの開設などを行ってきた。

●これからの取り組み

医科大学への医師派遣要望をを継続するとともに研究講座の開設協議や、診療体制の変更を行う。

●施設整備の考え方

施設環境、事業費、整備期間、病院規模、運営影響、交通アクセスを踏まえ、抜本的な整備方針(建設場所等)も併せ検討する。現在、(株)自治体病院共済会に調査委託し、地域の医療需要をはじめ、新病院の健全経営計画・規模・機能などの整備基本調査の策定を進めている。(6月1日~10月31日の期間)

 

委員会の今後の動きは、8月7日(月)に伊関友伸(ともとし)先生の研修会を開催します。また、8月24日(木)と25日(金)の2日間で、常滑市民病院と下呂市立金山病院の視察研修を予定しています。整備基本調査の結果が出されるころまでに、地方の自治体病院の事例や人口減少高齢社会の地方の医療のあり方について、基礎情報の収集に努めたいと考えています。