本物に包まれて子育て

子育て環境にとって当たり前の要素とは何でしょうか?
子育てには、それに相応しい環境が必要であることは、誰もが知っていることです。
「三つ子の魂百まで」 という言葉がありますが、人格の大元は幼い時期に多くの部分を決定され、大人になってからは変わりにくいことをいっています。
「香川木育推進フォーラム」 が、 『子育て環境改善事業』 を行っています。
「木育(もくいく)」 活動として、子どもや保護者が日常生活の中で、 『木とふれあい、木と遊び、木と暮す』 ことを提案するもので、木のよさを生かして子どもたちが健やかに育つ環境づくりを支援するためです。
子どもたちの居住環境に無垢材をとり入れることで、子育て支援をするというものです。
私は、乳幼児期のできる限り早い段階から、子どもと保護者に自然素材の本物に包まれた空間で暮らして欲しいと考えています。
その環境は、地元産の天然木材はもちろん、地域の人が栽培した有機・減農薬野菜や、オーガニック衣料など、住・食・衣すべてにわたります。
子育て環境には、本物が欠かせない要素だと思っています。
この考えを広げるために、NPO法人青空クラブの事業として “本物に包まれて子育て” を展開したいと考えています。
すべては、子どもたちが健康に育ち、たくましい大人に成長して欲しいと願うからです。