有害鳥獣駆除対策

私が桑山小学校のPTAのお世話をしていた7~8年位前から、PTAの自主活動の一つとして「七宝山登山」が始まりました。
1年生から6年生の全校生徒とその保護者を合わせた、参加者300人(?)を越える行事でした。
その当時から、遊歩道のところどころに何かが泥んこ遊びをしたような泥水溜まりがりました。
周りには何者かの足跡とおぼしき形跡が伺えました。
後で出雲大社の西村先生に教えていただいたのですが、その何者かとは“イノシシ(イノブタ)”だったのでした。
今に思えば既に10年近く以前から、里山とも言える七宝山に“イノシシ”は生息していたのでした。
19日(水)の建設経済常任委員会で、農林水産課から有害鳥獣駆除対策の説明があり、主に“イノシシ”や“カラス”等による農作物被害の状況報告がありました。
近年著しく水稲や果樹に対する被害が多く、より積極的な対策が求められています。
“イノシシ”については禁猟期間である3/16~10/31の間に、狩猟登録者が駆除した頭数に対しての補助金制度があります。
平成18年度実績として、市全域で99頭の駆除頭数に対し、1頭1万円で99万円の補助額となっています。(財源内訳は県50・市50)
市内の狩猟登録者は、銃猟87名、網・罠猟50名で、併有する者が27名いるため実数は110名となっています。
年々農作物への被害は拡大しており、三豊市独自の更なる対策の検討が必要だと思われます。
報告を聞きながら 「みとよ名物“スパイスの抜群に利いたシシ肉加工食品”の開発ができれば楽しいのになー」 などと勝手に想像して一人生唾を飲み込んでいたのでした。
 
私の作品です。