年の初め

新年あけましておめでとうございます。
今年最初のブログです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
初日の出もなんとか雲の間から拝むことができ、元旦の稟とした空気の中で太陽の存在の大きさに、更なる畏敬の念と可能性を強くしています。
また、三豊市が3年目に入りますます発展してゆくことを願うとともに、私も日々の市民生活はもとより大所高所からの視点を忘れることなく、議員活動に取り組んでゆかねばと心新たにしています。
昨年に引き続き今年も、ごみ処理と再資源化の手法の考え方は、三観広域行政組合の方向性と合わせ主要課題になると思います。
昨年暮れに国が地球温暖化対策の一環として、太陽光発電システム普及の方針を発表しました。
一般住宅用太陽光発電システムを、現在40万戸から概ね20年後の2030年までに1,400万戸に増やし、住宅用の電力容量を130万キロワットから同じく30倍の4,000万キロワットにするという計画です。
この計画は今年夏に行われる、北海道洞爺湖サミットで表明されます。
そのために、平成20年度において20億円の予算を計上し、内外の専門家による国際研究期間を当年度中に設立し、新技術研究による低価格高効率の太陽電池の開発を行い、エネルギー効率を高め、現在1キロワット当たり46円の発電コストを、2030年までに7円に下げ、火力発電と同等にする計画です。
現在日本には、世界シェア№1のシャープをはじめ、京セラ、三洋、三菱、昭和シェル、ホンダなど有力企業が揃っています。
これらの企業ノウハウと世界技術を一つにすることによって、無尽蔵な太陽エネルギーの本格利用が実現し、自然エネルギー(新エネルギー)導入に向けての真の動きにしなくてはならないと思います。
昨年作られた「三豊市地域新エネルギービジョン」にも、太陽エネルギーを中心に据えた方針が鮮明に記さています。
太陽電池の発電効率や補助金制度の問題点を克服し、三豊市地域が太陽電池モジュールの輝きに覆われた光景を思い描きつつ、雲間から溢れる太陽光線に目細めている年の初めです。