猛暑の瀬戸芸で見た希望

瀬戸内国際芸術祭2013夏会期は、猛暑にあっても開催地である島々に多くの来場者をひきつけています。

春会期に沙弥島へ訪れてから、8月初旬に伊吹島に行き、15日(木)には直島に上陸しました。報道では、春会期から夏会期のこの日(15日)までに、これまでの来場者数が、前回開催よりも10日早く50万人を突破したとありました。特に直島は14万人近い来場者で一番人気のようです。瀬戸内の島々を舞台にして、その島の魅力とアートを融合するという壮大な仕掛けに、ベネッセの福武会長と北川フラムさんの創造性と洞察力に脱帽です。

高齢化と人口減少の代名詞のような離島に、驚くほど多くの若者たちがスタッフとして、また、来場者として参加していることに、地方の再生に希望を感じています。長引く停滞した経済環境は、若者たちに豊かさの実感をモノからこと(感動)へと定着させたようです。地方の進むべき方向を示してくれています。

三豊市におけるその実践の手始めは、秋会期の舞台となる粟島の片隅で始まります。

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