本年最後の日記帳です

2014年(平成26年)の年の暮れを迎えました。本年1月には第3回の三豊市議会議員選挙があり、定数22人中2番という成績で当選させていただくことができました。ひとえに皆様のご支援あってのことと、心からお礼申し上げます。新たな年を目前にして今後とも変わらず挑戦し続けていくことをお伝えしたいと思います。

さて、1年を振り返ると、本年は合併してから8年を費やし、これまで慎重に検討されていた市の大型建設事業が多く発注された年となりました。「危機管理センター」 「南部給食センター」 「南部火葬場」 「山本地区新設統合小学校」 「財田地区新設統合小学校」など、未来に対する投資が始まりました。いづれも、平成27年度中の完成で再来年の平成28年4月からの運用の予定で進められています。新施設完成によって閉鎖され遊休施設となる現施設の、新たな有効利活用がこれからの課題となります。国の推し進めようとする地方創生とあわせ、地域活性の拠点となるような利用方法の検討が不可欠であると考えています。

本年最後の日記帳です。12月議会閉会時に市から報告のあった2件についてお伝えします。

1件目は、市水道事業の 「『香川県広域水道事業体検討協議会』への参加」 です。現在、香川県下の自治体はそれぞれに水道事業を運営していますが、それを県で一元化し全県一つの水道事業とするものです。三豊市も年が変わった4月に設置予定の 『設立準備協議会』 に参加するべく、その手続きに入ります。

2件目は、「三観広域埋め立て処分場の処理水の排水について」 です。三観広域行政組合のごみ焼却施設であったクリーンセンターは、既に閉鎖されています。その結果施設稼働時には焼却炉の冷却水として使用されてきた処理水〔塩分濃度2%(海水は3%)〕はその利用ができないため、処理の方法が大きな問題となっていました。閉鎖以来これまで80t/日ペースでタンクローリーで運送され、坂出市の民間焼却施設で処理されてきました。その経費は10,000円/tで、年間に約2億円が費やされていました。この費用は広域事業として2市が人口割りで負担してきました。今後は、観音寺市は市し尿処理場で、三豊市は市内の民間事業者に委託し処理することとなります。処理費用は試算で従来の3分の1程になる見込みです。

最後の最後まで何かと慌ただしい一年でした。十分な報告ができていないことを反省しながら、新たな年に向け新たな心で取り組んでいきたいと思っています。一年間ありがとうございました。よい年をお迎えください。

カテゴリー未分類