「里山愛好者の集い」 から 『山の学校』 へ

里山歩きのの絶好の季節となりました。
三豊市には、昔から住民の生活の場として親しまれてきた、里山がたくさんありました。
東日本大震災をきっかけにして、より安全な高台への移住や移転が嗜好される向きもあるようで、私たちにとっても、ふるさとの真の姿を直視するきっかけとなっているのではないかと思います。
昨年のこの場(2011・3・5付け “子どもとともに、大人も育つ活動”)に、四国新聞の平野記者(当時)のコラムに触発され、 『三豊七山』 『山の学校』 の構想を書き込んだことがありました。
夢は諦めないことに尽きます。
三豊市公民館主催による 「里山愛好者の集い」 が企画され、 今月の市広報紙 【広報みとよ】 で参加者募集がされていました。
40名の定員のところ、締切日である4月27日を待たずして、たちまちに満杯となったとのことで、市民の皆さんと私の意識が同じであることに感激しています。
健康、連帯感、再発見、自助・共助など、里山歩きの効用は深いものがあります。
「里山愛好者の集い」 の年間計画は、次のようになっています。
5月17日(木) 高瀬町 「爺神山」 3時間コース
10月中・下旬 詫間町 「博智山・塩生山」 2~3時間コース
11月中・下旬 山本町 「菩提山」 2~3時間コース
12月初・中旬 豊中町 「七宝山」 2~3時間コース
1月中・下旬  三野町 「真平山」 3時間コース
2月中・下旬  仁尾町 「妙見山」 2~3時間コース
3月中・下旬  財田町 「端蔵街道・猪鼻」 6時間コース
今から楽しみです。
三豊市公民館の主催する、市民の皆さんの手づくりの 「里山愛好者の集い」 を発端として、市民はもちろん、里山が子ども会や学校間交流の場となり、郷土に対する愛着や、自然災害時の心備えの醸成となることを期待しています。
三豊市の子どもたちの 『山の学校』 が根付くことを願っています。