3件目の報告をします。
ふるさと住民登録制度を活用した新たな教育・関係人口対策について
質問
人口減少が進む地方において、子どもたちにより良い教育環境を提供することは、将来の地域づくりそのものにつながる重要な課題だ。
三豊市には豊かな自然や地域とのつながり、地域全体で見守る環境など、都市部にはない大きな魅力がある。一方、多様な価値観や人との出会い、刺激を受ける機会が限られるという側面もある。
地域だけで全ての教育環境を整えることが理想だが、人口減少が進む中で、全てを地域だけで完結させることは容易ではない。そこで、地域にいながら全国とつながる教育という新しい発想が必要ではないか。
国で現在、ふるさと住民登録制度が進められている。この制度は単なる観光や移住促進だけではなく、教育分野にも大きな可能性を秘めていると考える。
子どもたちが必要としているのは、地域を離れることではなく、地域にいながら外の世界とつながることではないか。ふるさと住民登録制度を活用した新たな教育・関係人口についての考えを問う。
答弁
テレワークの普及や二居住生活への関心の高まりによって、都市部にすみながら地方とかかわりを持つ関係人口が増加している。今の仕事や生活を変えずに地方ともっと深くかかわりたい、ふるさと納税以外にも地域を応援できる方法として、ふるさと住民登録制度が創設された。
本制度と教育分野との政策の可能性は、学校だけでなく地域における子どもたちの学びの選択肢を広げるためにも、担い手の確保という点から有用だと考える。三豊市が好き、三豊市とつながりたいといった思いを持った人に住民になってもらい、探求学習の講師や多様な価値観に触れる機会や、新たな人間関係を築く経験によって、子どもたちの自己表現力や他者理解力が養われると考える。また、自分たちの住む地域の良さや環境を見直す機会にもなり、郷土愛や自己肯定感の向上につながることも期待できる。
子どもたちが地域を離れることなく地域にいながら外の世界とつながることは、成長する過程において大変重要なことだ。たくさんの人に登録してもらい、継続的なつながりを築き、教育をはじめとする様々な分野での担い手の確保や活性化につなげていくよう、制度を活用した取り組みについて研究・検討していく。
以上で、一般質問の報告を終わります。
