「関西・三豊市ふるさと会」総会

関西に住む三豊市出身や縁のある皆さんでつくる「関西・三豊市ふるさと会」の第5回総会が、平成27年11月14日(土)に大阪駅にあるホテルで開催されました。この日は三豊市立小学校の統合に伴う閉校式が重なっており、議長に代わり出席しお祝いの挨拶をさせていただきました。

 

「関西・三豊市ふるさと会」の総会が多くの皆さんの出席の下、盛大に開催されますことお祝い申し上げます。

皆さんのご支援と応援により、三豊市も誕生から10年目を迎えています。今、国内の自治体では、人口減少を少しでも食い止めるための計画が模索されており、地方創生のための「人口ビジョン」と「総合戦略」の策定が進められています。ここにご参加の皆さんの出身地である旧7町地域の人口推移は、1985年に78,000人余をピークにして、30年後の本年2015年には65,500人足らずで、約13,000人に近い減少となっています。「人口ビジョン」では、今後何も手を打たなければ45年後の2060年には36,000人になるとの予測がされています。それに対し少しでも歯止めをかけることで45,000人を目標にして、9,000人の減少を抑制しようとするための施策の数々が考えられています。それが「総合戦略」です。私たちの苦労を知ったか知らずか、市内のため池にコウノトリが5羽も飛来してくれました。明るい兆しとして幸先の良いことだと喜んでいます。

市民の皆さんの中には、地域の歴史や文化、伝統食等を見つめ直すことで、ふる里を元気にしようと取り組んでいるグループも現れています。私は旧豊中町の出身なので、身近な例として、豊中町に伝わる ‟肉もっそ” の復活活動があります。観音寺第一高等学校の京阪神支部同窓会の会報誌「巨鼈」(きょこう)の横山市長のあいさつ文にも、地域の奥さん方の活躍による活性化の例として一番に紹介されています。

もう一つは、世界遺産登録を目指している四国88か所の一つ、本山寺の五重塔の改修工事は3年半後の落慶予定で現在工事が着手されていますし、来年開催される瀬戸内国際芸術祭では、粟島の『漂流郵便局』と88か所巡礼を関連させて、【四国88か所プラスワン】で「心いやす巡礼の旅」で誘客を狙うことも有りではないかと考えています。

ふる里を活性化するための様々な取り組みに対し、市議会としても後押ししていかなくてはならないのは勿論のこと、「関西・三豊市ふるさと会」の皆さんに、ふるさと納税だけではなく、さらにご支援いただけるよう、そして、もっともっと応援したくなるような、元気で楽しい情報が発信していけるまちに、していかなくてはならないと思っています。

終わりになりますが、「関西・三豊市ふるさと会」のご発展と、皆さんのご健康を願い挨拶としたします。

 

サプライズです。開会前から「えらく体格のがっちりした人いるなー」と目に入っていたのですが、それがまさか元阪神ピッチャーで元大リーガーの藪恵一さんであったのには、大感激です。会員のお一人に、デイリースポーツ所属で、サンテレビ解説者の岡さんと親交の深い方がいて、弟分の藪さんを連れてきた下さったとのことでした。また、コロンビアコーヒー・インターナショナル・クイーンの内田さんにも合うことができました。

あくまでも、公務でございます。報告を終わります。

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