蕎麦に再挑戦

一月半ほどにもなるのでしょうか。
昨年栽培に失敗した蕎麦畑に、オロカ栄えの白い蕎麦の花が一面に咲いていました。
異常な酷暑であった昨夏の残暑で、適切な種まき時期を逸したため、遅かった秋の突然の訪れで、気温不足による影響なのでしょうか、 「花は咲けども実はならず」 となっていました。
花が咲けば実は成るものだと思い込んでいた、わが身のオロカさに気づいた昨年の試みでした。
今年は、昨年と同じ失敗を繰り返さないために、暑いさなかですが、盆明けには種を蒔こうと決めています。
収穫した蕎麦で、みんなで蕎麦打ちをしようと豪語していたのですから、必ず実現したいと思っています。
何の準備も無く、思いつきのように8月になってからあわてて 「信州蕎麦」 の種を取り寄せた前回とは、明らかに心構えが違います。
今年になって、三豊市財田町の蕎麦の店 『財匠』(ざいしょう) の山崎さんを知りました。
山崎さんにめぐり逢えたのは、私にとってとても幸運なことです。
蕎麦を実際に栽培して失敗した経験があればこそ、名人に素直に私の失敗談を曝すことができたのたと思います。
おかげで、徳島県祖谷の蕎麦の種をいただくことができました。
この週末には、オロカ栄えの白い花の名残のある畑に入って、作付けの準備にかかろうと考えています。
一年間の経験を活かして、みんなで蕎麦を堪能している姿を想い描いています。
8月中に、青空クラブの子どもたちにも手伝ったもらって、種まきをしたいと思っています。