事業評価

高松市は、太陽光発電システム設置費補助金制度のうち、10kw以上に対する補助を廃止すると発表しています。
国の10kw以上の産業用に対する、再生可能エネルギー固定価格買取制度が、本年7月から施行されたことで、市独自の補助制度は役割を終えたとの判断によります。
このことで、事業仕分けでも不要と判断されました。
三豊市の、事業仕分けにも当たる平成24年度 『三豊市事務事業外部評価委員会』 の報告書が出されています。
今回の評価は、平成23年度に実施された事務事業で、内部評価対象の546件のうち、外部評価委員によって選定された36事務事業を対象にしています。
 「縮小」 は、『市の歌普及事業』 『竹資源利活用事業化事業』 『B&G海洋センター管理運営費』 『高齢者福祉タクシー』 の4件。
 「見直し」 は、『コミュニティバス運行事業』 を含む12件。
 「協働」 は、『学校給食センター等整備事業』 を含む3件。
 「拡充」 は、『定住促進事業』 含む2件。
ほか、『三豊市ふるさと会運営事業』 を含む15件が 「現行どおり」 と判定されています。
高松市のような、国の制度改変による不要の判断は、理由が明解です。
一方、時流の変化によって、これまで重要とされたものの役割や目的が変質したことを、見極めることはとても難しい作業です。
4回目となった事務事業外部評価の報告書をそばに置き、私なりに研究していきます。