桑山長寿会総会

不動の滝カントリーパークにある豊中コミュニティーセンターで、盛況に行われました。
昨年急逝された故筒井前会長に変わり、急遽会長に就任された森新会長の開会の挨拶がありました。
とにかくすごいと感動したのは、会長の真っ直ぐな挨拶もさることながら、日の丸を掲げ、君が代を斉唱したことでした。
年度替りのこの時期に数々の団体や会から、総会の案内を頂き出席させていただきますが、これほど凛々しく整然とした総会を経験したことがありませんでした。
気持が違う、想いが違う、腹のすわりが違う、生きた証を突きつけられた衝撃でした。
ここに出席している方々は、多くが戦前・戦中に青春を過ごしたに違いありません。戦争で肉親を奪われた方も多くいると思います。その人たちが見せた今日の総会は、戦後の日本のあり方について深くを考えずのんべんだらりんといきた私たちに対する、言外の訴えとも思えました。
「お前たち、この国をこれからどうするのだ? この三豊市をどうするつもりなのか?!!」と・・・・・・・・・
おりしも、今日の朝刊で教育基本法改正与党案の報道がされていました。見出しに「現行法との違い歴然」と大きく印刷されていました。憲法改正論議もそうですが、たちまち戦前に戻るような否定的(感情的)な捉え方ではなく、今の日本の社会に何が本当に必要とされているのかを、さまざまな角度から意見を出し合わなくてはならないと思うのです。
どんなにすばらしいことを唱えたとしても、それを実現すうためには力が必要です。どんなにすばらしい正義を主張したとしても負けたのでは罪人のレッテルを貼られるのです(戦後の日本のように)。
強い国しか理想と信念を追及できないのではないのか?
桑山長寿会の皆様は、いかがお考えでしょうか?
すばらしい総会に同席させていただき本当にありがとうございました。