6月定例市議会と驚く話

今日、平成18年第2回三豊市議会定例会議が開会されました。会期は6月23日までの15日間です。
議案の提案説明に入る前に、横山市長より行政報告として、当面する重要施策などの経過について報告がありました。
総務部関係として、各支所ごとに自治会長を開催。三豊市内545の自治会長さんほぼすべての出席で、各支所ごとに自治会連合会支部が設立された。5月30日に各支部より選出された支部長、副支部長によって「三豊市自治会連合会」が設立された。
「移動型市政」については、4・5月と支所での市町業務を実施。改めて行政区域の広さを実感。市民の皆様方や職員と話し合う機会をもう少しつくりたい。
「幼稚園・保育所の保護者との対話集会」については、4月河内・5月平石幼稚園で実施。貴重なご意見をたくさんいただいた。教育は最大のテーマと考えており、今後も月1回のペースで教育長と一緒にまわる。
政策部関係として、まず、市の出資する法人関係の人事の報告。「株式会社みの」「高瀬天然温泉グリーンヒル株式会社」及び「株式会社たからだの里」は市長が代表取締役社長に、「三豊市土地開発公社」「三豊市国際交流協会」及び「サービス公社みの」については、助役が理事長に就任。「仁尾マリーナ株式会社」は、出資比率が50パーセント以下のため、監査役に助役が就任。
次に、地域審議会は5月11日から31日までの間7町で開催。市民の目線から見た多くの意見や提案は、後日、要旨を報告したい。
行財政改革については、4月1日に行政改革推進室を設置。市長を本部長とする「行政改革推進本部」を設置し、全庁的に取り組んでいる。今月中に、市民や専門家による「三豊市行政改革推進委員会」を設置することとしている。
市民部関係として、平成18年度三豊市地区衛生組織連合会の総会が開催された。会長に山本町の渡辺清氏、副会長には三野町の坪内啓三氏と豊中町の三野武夫氏が選任された。各支部への助成金やゴミ分別・粗大ゴミの取り扱いなどのほか、今後の環境・公衆衛生の取り組みについての意見交換を行った。
以上のような内容でした。
議案の提案説明があり、大綱的な質疑があり1日目の日程は終了しました。
13日(火)から、一般質問が始まります。私は「子どもたちの安全安心のための取り組みについて」をテーマに行います。
実は、会議終了後の全員協議会の内容がすごかったのです。
三豊市土地開発公社の「原下工業団地(旧高瀬町)の土地造成事業に係る事業損失」についての物でした。
17年度末簿価 2.152.914.166円(21億5千3百万円弱)に対し、実勢価格予想 9~10億円で、その差額は約12億円の損失予測との説明があり、早期に処理したいとのこと。処理が遅れれば遅れるほど損失額が増えてゆく。いろいろと複雑な経緯があるようですが、すべての情報を曝け出さなければ、いかなる結論も導き出せません。説明を聞いているうちに頭がクラッとしました。
今日のところはここまでとして、私も少々頭を冷やします。詳しくは後日。

“6月定例市議会と驚く話” への1件の返信

  1. 旧高瀬町の原下工業団地で12億円もの損失が出るとのこと初めて知りました。なぜこのょうな結果に至ったのか、これからの対策をどのように講じるべきなのか、議員のお考えのように徹底的に審議していただきたいものです。それにしても、このような情報開示は、市民にとって、不可欠のことと思いました。

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